CBR1000RR - 2006.02

 

パワーユニット(3)


【カセットミッションと油圧式クラッチ】
 New CBR1000RRでは、カセットタイプのトランスミッションにおいて加速側の3〜6速に逆テーパードッグを新たに採用。これにより、スムーズなシフトチェンジと耐久性を確保しました。またシフトチェンジドラムの軽量化(約10g)とともに油圧駆動式クラッチの剛性アップを図り、レースシーンでの信頼性を高めています。


【センターアップエキゾーストシステム】
 New CBR1000RRでは、高い旋回性を実現するセンターアップエキゾーストシステムも大幅に軽量化を施しています。
 具体的には、エキゾーストパイプに詰めたグラスウールを2箇所から1箇所へ変更。マフラー内部のチタンも0.8mmから0.6mmへ変更しています。


※写真は欧州仕様車

【ラジエ−ター】
 New CBR1000RRでは、ラジエ−ターの構造自体の変更はないものの、小型・高密度化を実現し、従来の優れた冷却能力を損なうことなく、ラジエーターホースの形状変更と合わせて軽量化(約700g)を図っています。
 具体的には、水回りでゴムホースの外径を従来モデルから1mm細くし、ホースに巻く補強材も綿糸から軽量なナイロンに変更しています。




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