CBR1000RR - 2006.02

 

パワーユニット(2)


【電子制御燃料噴射システムPGM‐DSFI】
 CBR1000RRは、RC211Vで高い出力特性を発揮した電子制御燃料噴射システムPGM‐DSFI(プログラムド・デュアル・シーケンシャル・フューエル・インジェクションシステム)を採用しています。
 New CBR1000RRは、燃料噴射とイグニション、排気バルブコントロールに加え、HESD(電子制御式ステアリング・ダンパー)コントロールシステムを制御しているECU(電子制御ユニット)の32ビットマイクロプロセッサーを小型・軽量化(約100g)し、設定を最適化しています。さらに、このECUユニットの搭載位置も、これまでのフロントフォーク右側からエアクリーナー上部に変更。レースシーンにおける、転倒などのアクシデントの際にも、ECUユニットに対するダメージを最小限に抑えるようにしました。
 また、ACGカバーの素材に軽量のマグネシウム製を採用することで、軽量化(約100g)を達成。またACG本体の着磁電圧の見直しによる回転慣性力の低減を図り、より鋭いスロットルレスポンスを実現しています。





スロットルボディー/第1、第2インジェクター







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