CBR1000RR - 2004.04

 

主要装備


インストルメントパネル

 メーターパネルのデザインは、RC211Vを踏襲し、新設計の大型アナログ式タコメーターを中央に配して、その周囲に液晶ディスプレイを配置しています。液晶ディスプレイは、右側に大型のデジタル速度計とデジタル水温計や時計を設置。左側にはツイントリップメーターやオドメーターを設置しています。ディスプレイをパネルの中央付近に集中させることで、走行中の視認性を向上させています。
 また、警告灯やインジケーター類に加えて、4,000rpmから11,650rpmの範囲内で自由に設定できるREVインジケーターをタコメーター内に新たに装備。インジケーターは、3種類の点滅パターン(常時点灯、ゆっくり点滅、速く点滅)に加え、輝度も3段階で選択できる設定とし、高い視認性を確保しています。

 

     
H・I・S・S
(ホンダ・イグニション・セキュリティー・システム)

 CBR1000RRには、Honda独自の盗難抑止機構H・I・S・Sを標準装備しています。これは、オリジナルキーに内蔵のチップがエンジンコントロールユニットからの信号を認識。信号を受けたチップは予め設定されているIDをエンジンコントロールユニットへ返信し、信号が符合しない限りエンジンが始動しないシステムです。H・I・S・Sは、エンジン始動の要となる点火システム自体を無力化させるため、ホットワイヤー方式や点火スイッチのモジュールを丸ごと交換する方法であっても、エンジンを始動させることはできません。また、24時間インジケーターランプを点滅させることで、視覚による盗難抑止効果も向上させています。

 


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