開発コンセプト


 XR230は「エンジョイ・ライト級、マイファースト・オフロード」をコンセプトとし、「オフロードの魅力を多くのユーザーに、存分に体感していただきたい」をキーワードに開発を推進しました。
 扱い易いモデルの実現に向け、車体とエンジンは軽量でコンパクトな設計をめざし、オフロードでの走破性を高めるため車体剛性の向上をめざしました。この結果、フレームには軽量かつ剛性に優れたセミダブルクレードルフレームを採用し、エンジンにはSL230やFTRなどで高い評価を得ている空冷・4ストローク・OHC・単気筒223cm3のエンジンを採用しました。また優れた足つき性を実現するため、細部の部品にも配慮し、805mmの低シート高を実現しています。
 さらに、車体スタイリングも、これまでのSL230で採用していた“都会的なスタイル”に対して、CRFシリーズのイメージを強調した“戦闘的なスタイル”を採用しています。
 これらにより、市街地走行からオフロード走行に至るまで、「より楽しく快適に、自由自在」に操ることを可能とした、新たなXR230を開発することができました。




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