具体的には、捻れ中心より下方に位置するダウンチューブのサイズを大幅にアップ(CB1000
SUPER FOUR:φ31.8mm→φ38.1mm)するとともに、メインパイプにモノバックボーンタイプ(角断面75×45mm)を採用しました。
この結果、CB1000 SUPER FOURと比較し、捻れ剛性で約15%アップ、横剛性で約30%ダウンさせ、捻れ中心を下方に約80mm下げ、絶対剛性値を下げながら接地点変位を少なくすることで、目的とした重厚かつ安定感あるハンドリングを実現しました。
また、リアスイングアームは、630mmの長いスイングアームを採用しながらも必要な剛性を確保するためピボットシャフト径をφ20mmとするとともに、リアアクスル径をφ25mmとし、締結剛性を上げたほか、アームとクロスメンバーのガセットを大型化しました。
これらの結果、リアタイヤの接地感と重厚感の高い設定としています。 |
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ロール重さイメージ図
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操舵重さイメージ図
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以上の3項目によって、重厚なハンドリング、適度なロールの手応え、しなやかさを併せ持ったビッグバイクにふさわしいハンドリングが完成しました。 |
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