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加速G線図
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ビッグバイクの迫力を演出するため出力特性の味付けにあたっては、豪快な加速感と扱い易さを両立させることを目指しセッティングを行いました。
具体的には、
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極太トルク=豪快な加速感
扱いやすいトルク=実用域での余裕のトルクフィール |
の実現を目指しました。
X4の最大加速GをCB1000 SUPER FOURのエンジンベースと同一レシオで比較した場合、ローギアで約34%、トップギアにおいては約60%の向上が得られました。これらの余裕の加速Gは最大トルクを低回転で発生させるセッティングによって実現しました。 |
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ローギア 加速G線図
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トップギア 加速G線図
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各ギアレシオは、CB1000 SUPER FOUR比較で10%以上のハイレシオ化を図りながら、全てのギアでCB1000 SUPER
FOURを上回る加速Gを体感できる設定となっています。
また、余裕の加速Gを実現させながらも実用域での扱い易さを実現させるためギアレシオの設定は、1〜3速までを加速優先の設定とするとともに、トップギアは扱い易さを優先させた設定としています。
このように、X4の豪快でありながらも扱いやすいトルク特性の実現にあたっては、新開発の低回転極太トルクエンジンが大きく貢献しています。
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加速G=走行するための抵抗となる要素である空気抵抗、重量の影響を加味した加速力) |
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車速線図
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ギア総減速比のハイレシオ化 (CB1000 SUPER FOUR比較)
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LOW |
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10.8% |
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2nd |
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14.1% |
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3rd |
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16.6% |
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4th |
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13.4% |
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TOP |
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10.8% |
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