RACOON - 1994.12

RACOON
RACOON
 
開発にあたって

 「ラクーン」は、バッテリーやモーター、電子制御機構を搭載しながらも、乗る人にとって自転車に乗る感覚に極めて近く、しかも扱いが簡便で手軽な上に、安心して使えることなど、幅広い方々の身近な乗り物として親しみやすさの実現を第一に考えました。
 また、とりわけ自転車に求められる「軽さ」を実現するために、車体回りの各部にアルミ製パーツを多用することで徹底した軽量化を図っています。
 さらに、スタイリングデザインにおいても、親しみやすい自転車としての自然な感じを出すために、できる限りメカ部分を露出させないよう質感のあるカバーでおおいながら、ボディのスリム化とフラッシュサーフェス化にも配慮しました。
 これらによって、「ラクーン」は自転車の軽快さや手軽さを活かしながら、“人”と“機械”の自然な調和を図ることで、軽快に走れる生活の便利な足として、幅広い方々に活用していただける新しいスタイルのミニマムなパーソナルコミュータをめざしました。


RACOON



← 前ページへ--- 目次へ--- 次のページへ →