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EZ-9
EZ-9
 
[パワーユニットコンセプト]

 ビギナーからベテランライダーまでオフロードの楽しさ、素晴らしさを味わえるよう、エンジンは新設計の強制空冷2サイクル単気筒を搭載。90ccならではのゆとりのハイパワーで低速域から中速域まで粘り強い出力特性を発揮。さらにオートマチック変速の利点を生かした高速性能とともに、下り坂などでエンジンブレーキ効果が得られるよう、自動エンジンブレーキ・クラッチ機構をVベルト式オートマチック車として初めて採用し、オフロードでの“Easy to Ride”を実現しました。

●Easy to Rideのための駆動系
  短軸間ベルコンの採用
エンジンをフレームセンターに搭載し、最適な重心位置を確保するためには、エンジンサイズのコンパクト化が必要不可欠なものとなりました。このため駆動側プーリーと従動側プーリーの軸間距離を同クラスのホンダエンジンと比べ86mm短い145mmに設定しました。
この短軸間ベルコンの採用により、エンジンのコンパクト化が実現し、ホイールベースの縮少化とバネ下重量を低減しました。

エンジン位置レイアウト   短軸間ベルコン
エンジン位置レイアウト 短軸間ベルコン

  ベルト室外気導入冷却システム
ベルト廻りの冷却効率を向上させるため、フレームメインパイプ上部に走行中の泥や水ハネの流入に配慮した外気導入孔を設けるとともに、吸い込みファンを回転数の高いベルコン従動側プーリーサイドに設定。外気を積極的に導入し、ベルト廻りの冷却を促進しています。また排気孔もベルコン室に前方と後方2ヶ所に設けて吸気量アップと同時に全体の冷却性能向上を図りました。

  エンジンのスリム化
エンジンのスリム化のためクラッチの配置を従来のエンジン左端からエンジンセンターのクランク後方に移し、エンジン左側の凸部を無くしスリム化を図りました。
この結果、全幅は同タイプのホンダエンジンの395mmに対し295mmと100mmのスリム化となりました。

ベルト室外気導入冷却システム エンジン幅比較
ベルト室外気導入冷却システム   エンジン幅比較

  自動エンジンブレーキ・クラッチ機構
下り坂での頻繁なブレーキ操作を減少させ、走行テクニックを補うためにもエンジンブレーキ機能が必要と考えました。そのために、乾式遠心タイプのニュークラッチを発進用にくわえ、エンジンブレーキ用の乾式遠心クラッチをコンパクトに配置することによって、発進側クラッチが切れている状態でもタイヤ側からの回転力によってエンジンブレーキ用のクラッチ・ウェイトが作動し、ベルトからクランク、ピストン部にまで伝達し、エンジンブレーキ効果が得られる構造となっています。また、エンジンブレーキ・クラッチ作動車速は7〜8km/h以上に設定しました。

〈発進時〉 〈エンジンブレーキ作動時〉
自動エンジンブレーキ・クラッチ機構



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