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1997 CRM250Rのフロントサスペンション廻りは、操舵応答性に優れた倒立フォークを'91年モデルから装備するとともに、'94年モデルからは中空インナーロッドを採用するなど、オフロードでの卓越した走破性を実現する先進の足廻りとしてきました。
そして今回、さらなる作動性の向上を目指し、CR250RやワークスマシンRC250Mと同様の特殊アルマイト処理をアウターケースに施すとともに、スライドブッシュとガイドブッシュの材質を変更し、フリクションの低減を図っています。
この作動性の向上によって、スプリング定数を上げながらも、硬さを感じることなく衝撃吸収能力を向上させることが可能となりました。これらによって、一層の路面追従性と高荷重時の吸収性アップを図り、より高いレベルの走破性を実現しています。 |
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フロントフォーク減衰力特性比較
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フロントフォークASSY反力特性比較
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1997 さらに、エンデューロレースでの長時間連続走行時の性能安定化のため、今回新たにエア抜きスクリューを追加しました。 |
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フロントフォークエアスクリュー
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