CR 250R/125R/80R/80R2 - 2001.07

CR FACT BOOK へ
CR250R/125R/80R/80R2ファクトブックロゴ
 

パワーユニット(3)

吸気系
 リードバルブは、大型化により吸入面積を拡大。幅広の4葉タイプとし、材質をFRPからカーボンファイバーに変更しました。さらに2段階の特性をもつサブリードバルブを新設することで、アイドリングからトップパワーまで俊敏かつスムーズなスロットルレスポンスを実現しています。またキャブインシュレーターもリードバルブの大型化にともない、レクチファイヤ形状を変更しています。
リードバルブ形状比較CR250R
(↑クリックすると拡大図が表示されます)
キャブレター
 従来モデルに引き続き、φ38mmTMXキャブレターを採用。セッティングの見直しを行いました。
キャブレター
 

駆動系

 トランスミッションレシオはそのままに、高出力化に対応できるようギア歯幅の変更を施しました。またシフトフィーリング向上のため、メインカウンターシャフトのスプライン形状を角スプラインからインボリュートスプラインに変更しました。
 

電気系

 サーボモーターを駆動するために、ACGを大幅変更しました。大きさや重量はほぼ変わらず、モーター駆動システムと点火システムを両立させています。さらに、CDIシステムと排気バルブのサーボ制御に16ビットCPUを採用することで、点火時期と排気バルブタイミングの最適化を図っています。
RCバルブ作動用サーボモーター
RCバルブ作動用サーボモーター
ECU
ECU

その他

 クラッチカバーは軽量マグネシウム製として軽量化を図るとともに、ACGカバーはアルミ化しシール性を向上させました。
エンジンまわり

前ページへ前ページへ前ページへ目次へ次のページへ次のページへ次のページへ