CR 250R/125R/80R/80R2 - 2001.07

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パワーユニット(4)

[CR125R]
 CR125Rのパワーユニットは、徹底したリファインによって、
  1. 中高速域での出力アップとオーバーレブ特性の改善
  2. 低速域でのトルクアップ
  3. レスポンスの向上
を実現しています。

シリンダー/排気バルブ
 耐摩耗性に優れるニカジルメッキシリンダーは、排気ポートの形状を変更。あわせて RC排気バルブの形状を一部モディファイし、中高速域の出力アップを図りました。

エンジンまわり
エギゾーストポートフランジ形状比較図
(↑クリックすると拡大図が表示されます)
車速線図
(↑クリックすると拡大図が表示されます)

吸気系
 キャブインシュレーターの形状を見直し、カーボンファイバー製リードバルブは板厚 を変更。スロットルレスポンスを向上させています。

駆動系
 エンジン特性に合わせ、ミッションの1速、3速、4速のレシオを変更。全体的にハイレシオに振りながら1速から5速までのつながりをスムーズにすることで、使いやすいレシオとしました。

電気系
 16ビットプロセッサー採用のイグニッションECUは、点火タイミングの最適化を図っています。ACGはコイル巻き特性を変更し、フリクションロスを軽減。加えて低速域の供給電圧をアップすることで、特に低速のレスポンスを向上しています。

キャブレター
 眉型のピストン形状をもつφ36mmTMX-χキャブレターを採用。メインの燃料ノズルをエンジンに近づけることで、スロットルレスポンスの向上を図りました。


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