CR 250R/125R/80R - 1994.07

CR250R/125R/80R
CR250R/125R/80R
 
フレーム/車体各部

CR250RとCR125Rともに、下記のような変更を行い、操縦性と走行安定性の高次元でのバランスを実現しました。

【CR250R】
  • フレームヘッドパイプ径のアップ(φ47→φ54)とパイプ長のアップ(185mm→194mm)によるフレームヘッドパイプ回りの剛性アップ

【CR125R】
CR125R新設計フレームCAE図 
CR125R新設計フレームCAE図
  • 新設計フレームの採用によってフレーム剛性の10%アップと強度限界性能、耐久性をアップ
  • '95 CR250Rと同等の径/長さのヘッドパイプを採用
  • キャスター角を’94 CR125Rに比べて30′寝かせたことで走行安定性を向上


【CR125R/CR250Rに共通の装備】
シート形状 
シート形状
  • '94モデルに比べ、シート硬度を14%ほど硬くすることで、マシンのホールド感と耐久性を向上し、さらにスリムにすることでライダーのより自由な動きとのフィット感を向上
  • ステップアームは、耐久性と強度の向上のために、ステンレス鋳造タイプに変更。さらに、ジャンプからの着地時に足に与える衝撃を小さく抑えるために、3枚歯にするとともに前後幅も38mmから43mmに変更

ステップアーム

ステップアーム



  • 高張力鋼管のクロームモリブデン材を採用した高強度・軽量のハンドルパイプを装着
  • 走行中の泥やほこりの侵入を防ぐために、ゴム製のスロットルハウジングカバーを新たに装備

    など、各部にわたって耐久性の確保や品質の向上を図りました。

    スロットルハウジングカバー
    スロットルハウジングカバー




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