CR 250R/125R/80R - 1994.07

CR250R/125R/80R
CR250R/125R/80R
 
足廻り

'95 CR250R、 '95 CR125Rともに、レース専用車にとって極めて重要な足廻りには、一層の戦闘力アップのために下記のような仕様変更を施しています。

  • フロントフォークのアウターパイプ内面にテフロンコーティングを施すことで、低フリクション化を図り作動性を向上
  • フロントフォークのダンピングフォース特性を変更し、限界性タフネスを向上させるとともに優れたクッション性能を確保
  • フロントホイールのスポーク張り角の変更(9°→10°)と新型軽量高剛性ハブによって、ホイールまわりの剛性をアップ
  • フロントディスクカバーを新たに装備し、わだち走行時のフロントブレーキディスクのグラウンドヒットを防止するとともに、雨天走行時などの土砂かみによるブレーキディスクパッド、および、ディスクプレートの土砂による摩耗を低減し、パッドの長寿命化を実現
フロントディスクカバー フロントホイール ハブ比較図
フロントディスクカバー フロントホイール ハブ比較図


プロリンクレシオグラフ
プロリンクレシオグラフ
リアスイングアーム断面比較図
リアスイングアーム断面比較図
  • フロントアクスルの径サイズアップ(φ17→φ20)
  • リアサスペンションは、優れた乗り心地と限界性能の両立をめざしてプロリンクレシオを変更するとともに、ダンピングフォース特性も最適に設定することにより、荒れた路面でのストローク感と圧縮時の踏ん張りを確保
  • リアスイングアームの角パイプの肉厚を薄くしながらも、縦断面を大型化することで剛性を約20%アップ
  • リアダンパーのピストンとピストンリングの改良によって、シール特性を改善し、熱ダレに対する耐久性を向上
  • 軽量化のためにポリプロピレン製のリアキャリパーガードを装着
  • リアダンパーユニットの上下ピボット部に、耐久性に優れたテフロンシート付きのスペリカルベアリングを採用
  • 19インチ リアタイヤの新採用(CR250R:110/90-19,
    CR125R:100/90-19)
  • 強度をさらにアップしたリアスポークの採用(CR250R)
  • '95 CR250Rと同様の軽量・高強度のリムの採用(CR125R)


CR250Rリアフォーク
CR250Rリアフォーク



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