(2) マス集中と剛性バランス
ダイレクト・レスポンス・ハンドリングを具現化するため、「マス集中化」を完成車にとどまらず、ライダー自身の重量にも着目し、着座位置をより重心に近づける設定としました。(シート高 : 765mm→750mm、前後方向 : 前へ15mm)
また、LCGフレームの採用や、リアホイールの17インチ化にともないフューエルタンク、シート、シートカウルなども重心に近づけることが可能となり、この結果、
ロール慣性 | : | -3.8% |
ヨ−慣性 | : | -3.5% |
ピッチ慣性 | : | -4.0% |
を達成し、軽快な操縦フィーリングを生み出す素地を設定。
さらに、しなやかな操縦フィーリングを得るためフレームとリアフォークの横剛性とねじれ剛性を絶妙にバランスさせました。
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