CBR250RR
CBR250RR
 
スーパー・レスポンス・ハンドリング

(3) ライディングポジション

 シート高を(720mm→735mm)に変更することによって、足元の窮屈感を低減すると同時にヒップポイント15mm前方に設定し、ライダー自身をも重心に近づけています。具体的には、’89CBR250Rで好評のグランディング感覚を維持しながら、よりスポーティなライディングポジションとしており、シート、サイドカバーの前側形状を絞り込むことによって優れた足つき性をも両立させています。


ライディングポジション
 ライディングポジション

新設計、LCGツインチューブフレーム(Low Center of Gravity=低重心)


   ニューフレームは、軽量・コンパクト・高剛性なエンジンを抱え込むように、しかも限りなく近づけることでフレーム自体の重心を低く設定し、慣性マスの集中を徹底追求。
 同時に、かたさを必要とする部位は、ボックスセクション(メインパイプサイズ30×80mm→30×110mm)とし、しなやかさが必要な部位はオープンチャンネル構造を採用するなど、しっかりした剛性感としなやかさの高次元バランスを徹底追求。ラジアルタイヤやスラントレイアウト・リアクッションなど新設計の足廻りと相まって、広範囲な使用条件に応じられるしなやかで切れのある乗り味を実現するとともに、スポーツライディングに必要不可欠なニーグリップ性をも向上させています。

 LCGツインチューブフレーム




前ページへ 前ページへ--- 目次へ--- 次のページへ →