CB400 SUPER FOUR 1992.04
- 1992.04
スタイリングにあたっては〔PROJECT BIG-1〕の基本ポリシーである、
● |
心臓部には水冷・4サイクル・DOHC・直列4気筒エンジンを搭載。 |
● |
体躯はあくまでもセクシー&ワイルドであること。 |
● |
走る者の心を魅了する感動性能を有すること。 |
の3つの要素を忠実に具現化しました。
その手法として「スタイリング」と「走り」とが密接な関係にあることに着目しました。すなわち、「走り」のキャラクターがあって、その「スタイリング」があり、その「スタイリング」があって「走り」のキャラクターがあるというように、モーターサイクルのデザインとは“スタイリングを見ただけで、その走りのイメージが見えてくるもの”ではないかと考えました。
それは、スペック等の数値で表すことのできない、ライダーの感性に訴える、「開放感」や「爽快感」、「所有する喜び」を表すものが“感動性能”ではないかと位置づけました。
そして、それらを具現化するデザインワークは10年前のデザインを踏襲するといった、単なる原点回帰にとどまらず、最新の技術に裏付けられたスタイリングの追求が必要不可欠であり、さらに、美しいスタイリングだけにとどまらず、ユーティリティや使い勝手も満足できるデザインが必要であると考えました。
このような基本的なポリシーを踏まえ、
〔堂々と見えるセクシー&ワイルドなフォルム〕
〔エネルギーを内に秘めた力強いフォルム〕
の2点をデザインコンセプトとし、開発の出発点としました。 |
|