CB400 SUPER FOUR 1992.04
- 1992.04
ホンダは、スーパースポーツ全盛時にモーターサイクル本来のシンプルで機能的な魅力を追い求めるユーザーニーズに応えるため、絶えず斬新なネイキッド・ロードスポーツを開発してまいりました。
具体的には、「NS250F」「VFR400Z」「GB250/400」「VTZ250」「BROS」「VT250 SPADA」「CB-1」など、個性を主張したモデルを提供し続けてまいりました。
そして1991年、“次代をになうホンダのネイキッド・ロードスポーツモデルはどうあるべきか”という将来を見据えたテーマに取り組み、これを徹底追求しました。
この結果 |
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走る、曲がる、止まるの3要素にとどまらないサムシングが必要な時代であること。 |
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美しいスタイリングのみにとどまらず、使い勝手を考慮したユーティリティも備えていること。 |
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基本に忠実なマテリアルを最新技術で磨きあげていること。 |
などが、基本思想としてあげられました。そして、このフィロソフィーと方向性を見極める具体的な展開方法を〔PROJECT BIG-1〕と名付け、開発に着手しました。
具体的には |
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心臓部には、水冷・4サイクル・DOHC・直列4気筒エンジンを搭載。 |
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その体躯はあくまでもセクシー&ワイルドであること。 |
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走る者の心を魅了する感動性能を有すること。 |
など、単に性能や機能にとどまらないモーターサイクルの普遍的な魅力を具現化し、第29回東京モーターショーに「CB1000 SUPER FOUR」を参考出品いたしました。
そして「CB400 SUPER FOUR 1992.04」は、これらの基本要件はそのままに、奇をてらわずマシン全体が醸し出す力強さや、安らぎを感じさせるモーターサイクルの奥深い魅力を追求したネイキッド・ロードスポーツバイクとして開発いたしました。 |
“思いのままに”“あるがままに”“感じるままに” |
磨きをかけたのは“感動性能”です。 |
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