CB1300SF - 1998.02

CB1300
CB1300 SUPER FOUR
 

ハンドリング(余裕の感動/操り、征服する感動)



 ハンドリングについては、「最高峰ビッグネイキッド、パワーを操る重厚ハンドリング」をテーマに、

・重厚感あるロール特性
・高い旋回性能

をめざし、開発を進めました。
具体的には、下記4項目に重点を置きセッティングを行いました。

1. ディメンションの設定
2. タイヤサイズの選定
3. 各部の剛性の設定
4. サスペンションの仕様選定

1. ディメンションの設定
ディメンションは、低速での取り回し性能の向上を図るため、基本ディメンションをCB1000 SUPER FOURをベースに、エンジン搭載位置をほぼ同等としながらも、ヘッドパイプ位置を前方に5mm移動することによって、フロント分担荷重を49%から48%に変更するとともに、操舵に対するロールおよびヨー特性のバランスを変更することによって、ネイキッド・ロードスポーツらしい高い旋回性能と低速での取り回し性能の向上を図りました。

ディメンション比較

ディメンション比較

2. タイヤサイズの選定
タイヤサイズは、フロントに130/70ZR17、リアにX4と同寸の190/60ZR17を採用し、安定性と旋回性能・コントロール性能を高い次元で両立させています。


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