Stream - 2000.10

STREAM
Stream 2000.10.26
エンジン

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後方排気でキャタライザーを早期活性化。
排出ガス中の有害物質を浄化するキャタライザーは、一定温度以上で浄化性能を発揮します。そのため、コールドスタートにおいてキャタライザーの温度をいち早く立ち上げることが排出ガスのクリーン化のための課題の一つとなります。
DOHC i-VTECは、後方排気レイアウトを採用することでエキゾーストバルブからキャタライザーまでの距離と容積を低減。さらに管断面を“e”形状のデュアルエキゾーストパイプとし、スムーズな排気を確保しながら管内の表面積を低減。排出ガスの熱損失を低減してキャタライザー(三元触媒)を早期活性化させ浄化性能を向上させるとともに、後方に新開発リーンバーン対応NOx吸着型キャタライザーを採用。リーンバーン運転時、三元触媒では充分に浄化しきれなかったNOxを浄化し、あわせて平成12年排出ガス規制値を50%以上下回るクリーン化を実現させています。
排出ガスのクリーン化

後方デュアル排気システム

従来2リッター高出力エンジンの排気システム
従来のエンジンは、エキゾーストパイプがフロントノーズ側から
エンジン下を経由してキャタライザーへとつながっていました。
また、管断面もデュアルチューブタイプで表面積が多いタイプでした。
従来2リッター高出力エンジンの排気システム

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