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DOHC i-VTECは、エンジン性能を高次元で融合するとともに、パッケージング、燃費、運動性能の
向上に寄与する軽量・コンパクト化、低フリクション化を徹底して追求しています。
●軽量・コンパクト化
高剛性ロアブロック構造の採用、2次バランサーの下置き配置などによるスリム化、カムチェーンドライブの採用でプーリーを小型薄肉化し前後長の短縮などを行っています。これとあわせ、補機類を効率的なレイアウトでエンジンまわりにコンパクトに配置。さらに駆動プーリーを同一平面上に揃え、1本のベルトで駆動するサーペンタイン補機駆動を実現しエンジン全長を短縮。また、インテークマニホールドの樹脂化、中空カムシャフトの採用などとあいまって従来2リッターエンジンに対して約10%の軽量・コンパクト化を実現しています。 |
●静粛性の追求
高剛性ロアブロック構造、カム駆動へのサイレントチェーン採用、下置き2次バランサーの採用などによりエンジン自体の振動・騒音を低減。また、高剛性のサブフレームおよびブラケットによる遮断性能を引き上げるとともに、液封マウントを左右2個採用してパワープラント全体として振動低減と静粛性を向上させています。
●低フリクションの追求
ローラーフォロアロッカーアームの採用によりバルブ駆動時のフリクションを低減。また、ピストン軽量化、スカートの摺動抵抗の削減、ピストンリング張力を従来比約1/2にすることによりフリクションを低減させています。 |
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低・中速回転時に、吸気バルブの一方が休止状態となり、新スワールポートが生成する強いスワールによって高効率な燃焼を行っています。また、マイクロディンプル処理を施したピストンスカートやローラーフォロワロッカーアームの採用によるフリクションの低減とあわせ、低燃費を実現。吸気システムの最適化により低・中速のトルク特性を向上し、VTECエンジンのパワフルな出力とあわせ力強い俊敏な走りを実現しました。さらに、「優-低排出ガス」認定の優れた環境性能を低ヒートマス・プレスエキゾーストマニホールド、小型マルチホールインジェクターなどの採用により実現しています。
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