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「空力操安」に加え、コントロールクオリティを徹底的に向上させるために、 新NSX-Rは人とクルマの距離を縮めるきめ細かなチューニングにも挑んでいます。 ル・マンや全日本GT選手権への参戦のノウハウを活かし、手間ひまをかける工程を取り入れ組付け精度を大幅に高め、エンジンの回転フィールを向上。 スロットルの踏み具合とトルク上昇のフィーリングなどを、さらにリニアに磨き上げています。 |
クランク系精密バランス取りなどを行い 胸のすくエンジンフィールとレスポンスを実現。 |
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レーシングエンジンと同様に、クラッチカバーとフライホイールおよびプーリーを締結した状態で高精度な回転重量バランス取りを行う工程を導入。熟練の技術者が、バランサーでの確認とドリルでの繊細な削り込みを行う、きめ細かな手作業を実施。ベースモデルの10分の1以下、レーシングエンジン同等のレベルまで回転重量精度を高めました。 その高精度バランスを活かすために、初代NSX-R同様ピストンとコンロッドの気筒間相互重量差を、ベースモデル比で約2分の1にするよう管理しました。また、クランクシャフト径とブロックの軸受け穴径を実測。ベアリングメタルの厚みを、実測値による精細な嵌合表をもとに選択して組み込み、メタルクリアランス精度を向上させ、フリクションを低減しています。 量産の常識を破る手間ひまをかけた組み上げにより、新NSX-Rのエンジンは吹き上がりの気持ちよさを磨き上げました。 |
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DBWとペダルストロークをサーキットでチューニング。 スロットルレスポンスを向上。 |
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サーキットでの徹底的な走行テストを実施し、スロットル系もリニアリティの向上とレスポンスアップにより、コントロールクオリティを向上させるチューニングを行っています。 電子スロットルDBWは、アクセル全開ポイントを従来の81°から68°に早め、アクセルペダルストロークは約8mm短縮。また、ペダル荷重も重くする方向でコントロール。剛性感のあるペダルフィーリングと、より俊敏かつダイレクトなアクセルレスポンスを達成。サーキット走行でクルマに大きな入力があり足が揺さぶられた場合でも、アクセル開度が変化しにくいように設定しました。 また、ファイナルギアレシオを4.1%低く設定。6速MTのクロスレシオ設定、エンジンの吹き上がり感の向上とあわせ、痛快なスロットルレスポンスを実現しました。 (数値はベース対比) |
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