1名乗車でも7名乗車でも効果的な制動力を発揮する
EBD(電子制御制動力配分システム)。
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ドライバーひとりでの走行や、7名乗車での走行、あるいは荷物をたくさん積んでの移動など、状況によって積載荷重が大きく変化するラグレイトは、軽積載から重積載までのすべての積載状態において、前後輪の制動力配分を電子制御するEBDを採用。
ブレーキの利きを常に安定させ、特に重積載時に効果的な制動性能を発揮します。また、こうした「止まる」基本性能を高めたうえで、急ブレーキ時などの危険回避能力を確保するために、ABS(4輪アンチロックブレーキシステム)を標準装備しています。
積載荷重が大きくなると、後輪は前輪よりも制動時の荷重がより増大します。一般の乗用車に採用されるプロポーショニング・
バルブによる固定配分装置では、後輪の制動力を充分に活かすことが難しく、重積載時に安定した制動が得られない場合があります。これに対してEBDは、積載荷重に応じて後輪の制動力配分を増大させるため、重積載時でも安定した制動力が得られます。
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●制動力配分制御によるブレーキ性能比較
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●EBD作動比較イメージ
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従来車
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EBD搭載車
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EBDは、ABS回路を活用し、特に重積載時に後輪の制動力を充分に確保するために、前後輪の車輪速度の微妙な差を検出し、適切な制動力配分を推定。ABSアクチュエーターへの制御出力を算出し、後輪のブレーキ液圧を自動的に最適配分します。
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●EBDシステム作動図
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ナビゲーション機能を利用して注意を促す、
「ふらつき運転検知機能」。
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ドライバーの眠気や横風などによる走行車両の微妙なふらつきを検知し、ドライバーに警告を与える「ふらつき運転検知機能」。振動ジャイロセンサーと車速センサーから走行中の軌跡を求め、その軌跡から中心基準線を予測し、横ずれ量を検出することで車両のふらつきを検知。ふらつきの状態が一定以上続いた場合は、ナビゲーションの画面表示と警告音で注意を促します。 |
●軌跡算出方法
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