Fit
- 2001.06
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キビキビとした軽快感や操る楽しさに満ちたリニア感といった小気味良さ。 そしてしっかりとした安心感やしなやかさのある懐の深さ。 シャシー開発では、こうした数値には表わせないフィーリングを重視しました。 シンプルかつコンパクトな設計でパッケージングとの両立を図りながら、各メカニズムの性能を追求。 スモ−ルクラス世界トップレベルのダイナミクス性能を獲得しています。 |
優れたライントレース性と、安心感の高いハンドリングを実現した、 フロント・ストラット式サスペンション。 |
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フロントサスペンションにはコンパクトでショートノーズに有利なストラット式サスペンションを採用。タイヤストローク時のト−変化を最適化するために、Fitではアーチ型サイドフレームによる衝突安全性を考慮しながら、より小さなスペースで確かな性能を得るために、ステアリングギアボックスをできるだけロアア−ムの位置にまで下げました。これにより、タイロッドの支点が低くなり、タイヤは上下ストロークともリニアにトー角度が変化。しかも小さな変化量に抑えることが可能となり、優れたライントレース性を獲得。軽量化をも達成しながら、ト−コントロール性能を高めています。 | ||||||
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ダンパーフリクションの低減 | ||||||
アッパーアームを持たないストラット式サスペンションは、ダンパーが横力を支えているため、スプリングとダンパーをまっすぐ平行に配置した場合、タイヤストローク時にダンパーがこじりながら動くことになり、フリクションの原因となります。この問題に対応するために、従来はダンパーに対して斜めに配置したオフセットスプリングという構造を採用していましたが、スペースや重量の点で、スモールカーに有利とはいえませんでした。Fitでは、スプリング自身を斜め形状としたサイドフォースキャンセルスプリングを採用し、ダンパーフリクションを大幅に低減。スペースを小さくしながら乗り心地を高めています。 | ||||||
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リニアな応答性と、しなやかな乗り心地を実現した、 リア・H型トーションビーム式サスペンション。 ダンパーとスプリングを別体にして床下配置し、低床化とホイールストロークの向上を実現したH型ト−ションビ−ム式サスペンション。サスペンション左右のボディとの結合部をできるかぎりワイドスパンとし、同時に取り付け点剛性も高めることで、リア接地点剛性を向上。リニアな応答性を獲得しています。さらに、トレーリングアームのブッシュを斜めに配置してサイドフォースステアを最適化。旋回時のト−イン特性を持たせることで、優れた操縦安定性を実現しています。 |
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爽快で安心感のあるハンドリングをもたらす、 フロント/リア・スタビライザー&EPS (電動パワーステアリング)。 Fitは街中での取り回しのしやすさと、高速での安定感を両立するために、フロント/リアともにスタビライザーを装着するとともに、操舵フィーリングに優れたEPSを全タイプに標準装備しています。 |
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最小回転半径4.7mの優れた取り回し性。 コンパクトサイズのボディ、ショートノーズによる運転のしやすさに加え、エンジンのコンパクト化などにより、最小回転半径4.7mを実現。狭い曲り角や縦列駐車も容易に取り回しができます。Fitは、こうしたパッケージングすべてにわたる工夫によって、どなたにも運転しやすいクルマに仕上げています。 |
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安心感の高いブレーキシステム。 低踏力で剛性感のあるブレーキフィールを得るために、軽いタッチでグッと効くようにブレーキペダルレシオやマスターパワー特性を設定しました。さらにEBD(電子制御制動力配分システム)付ABS(4輪アンチロックブレーキシステム)や、急制動時などにブレーキ踏力を補助するブレーキアシストを全タイプに標準装備しています。 |
ABSにアクティブセンサーを採用。 | |||||
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軽量・高剛性ホイール採用。 伝達された動力やサスペンション剛性を余すところなく発揮させるために、軽量・高剛性ホイールを開発。板厚や形状を突き詰め、軽量化と高剛性を両立し、バネ下荷重も低減。接地点剛性やNV性能向上を果たしています。 |
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デュアルポンプシステム4WD。 | ||
軽量・コンパクトで定評のリアルタイム4WDシステム。頼もしい走破性、快適な走り、そして低燃費や静粛性にも優れています。また、4WD車にも、リア・H型トーションビーム式サスペンションを採用し、荷室の低床化を図っています。 |
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