ELEMENT FACT BOOK
ELEMENT 2003.4.16
トルクフルな力強さ・低燃費・低排出ガス性能を達成した、2.4L DOHC i-VTEC エンジン。
エンジンは、2.4L DOHC i-VTEC エンジンを採用。
市街地から山道まであらゆるシーンを想定し、低中速から厚いトルクが獲得できるよう専用チューニングを施しました。
高効率で安定した燃焼特性をはじめ、低回転時には吸気2バルブの片方を休止させるVTEC機構の採用などにより、ハイパワーを獲得しながら、低燃費をも実現。
さらに、後方排気システムや大容量キャタライザーなどの採用により、優れたクリーン性能を達成しています。
i-VTECシステムは、Honda独創のVTEC(可変バルブタイミング・リフト機構)に加え、吸気バルブタイミングの位相をエンジン負荷に応じて連続的に制御するVTC(可変バルブタイミング・コントロール機構)を組み合わせた、高知能化バルブタイミング・リフト機構です。

スムーズで反応性の良いシフトフィールをもたらす
4速オートマチック。
2.4L DOHC i-VTECエンジンとのベストマッチングをめざし開発された4速オートマチックを、さらにエレメントでの使い勝手を考え最適チューニング。
3速での力強さと、4速でのスムーズでゆとりある加速性能を実現しています。
デュアルポンプシステム採用のリアルタイム4WD。
通常はほぼFF状態で走り、発進・加速時や雪道、オフロードなど走行状況に応じて後輪にも適切な駆動力を配分するリアルタイム4WDを搭載。
軽量・コンパクトで後輪へのトルク伝達をよりスムーズに行うデュアルポンプシステムを採用し、力強い走破性と軽快な走りを実現しています。
また、低床フラット設計のため影響を受けやすいNVHに関しても工夫を凝らし、優れた静粛性を実現しています。
デュアルポンプシステム4WD制御イメージ図
がっちりと安定感のある走りを生むサスペンション。
フロントはトーコントロールリンク・ストラットサスペンション、
リアにはリアクティブリンク・ダブルウイッシュボーンサスペンションを採用。ワイドトレッドとし、加えて低床化も図ることで、高い操縦安定性を実現しています。
さらに、ボディやリアサスペンション取り付け部の高剛性化など、クイックレスポンスと安定性のベストバランスを追求。きびきびした走りをもたらします。
また、リアに装着したコンパクトなダンパーをきめ細かくセッティングし、段差を乗り越えた時なども挙動変化の少ない安定感のある乗り心地を実現しています。
最小回転半径5.2mの優れた取り回し性。
エレメントの最小回転半径は5.2m。
狭い曲がり角や縦列駐車時にも容易に取り回しができます。
専用開発、215/70R16 99S M+Sの大径タイヤ。
全天候下での走行性能、燃費、静粛性のベストバランスを追求し、
エレメントにふさわしいタイヤに仕上げました。
デザイン面においても、力強く、タフな印象を与えています。



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