ELEMENT FACT BOOK
ELEMENT 2003.4.16
センターピラーのあるクルマと同等の、高剛性ボディ。
センターピラーレス構造で高剛性を実現するために、部材の大断面化と各ジョイントの大型化を図りました。まずサイドシルの大断面化を行い、片側に5個のバルクヘッドを適用。そしてフロントピラー、リアクォーターピラー、ルーフサイドレールも大断面化を図り、素材の最適化や補強材の採用などにより、強固な開口部を実現しています。さらにクロスメンバーの大断面化や最適素材の使用、左右メインフレームとのジョイント部最適構造の採用など、徹底して剛性を追求し、センターピラーのあるクルマと同等の高剛性ボディを完成させました。
※Honda車比較
高い静粛性を獲得。
エレメントはルーフライニング、ダッシュボード、ドア、フロアなどに最適に配置された遮音・制振材などにより、優れた静粛性を獲得しています。
ダッシュボードアウターインシュレーター ダッシュボードアッパーインナー制振材
ダッシュボードインシュレーター ダッシュボードアッパーアウター制振材
セパレーター フロントフロアトンネル/サイド制振材
サイドアクセスドア(フロント)吸音材 フロントフロア制振材
サイドアクセスドア(リア)吸音材 ミドルフロア制振材
遮音シール(大きな穴全てに適用) リアフロア制振材
リアサイド吸音材 リアホイールハウス制振材
アッパーテールゲート吸音材 スペアタイヤパン制振材
頑強なサイドアクセスドア(リア)を支える、
グースネック型ヒンジ。
エレメントのサイドアクセスドア(リア)は、センターピラーに匹敵する強い構造をもたせています。このドアを支えるために、特にロアヒンジの強度を追求。フロントヒンジのおよそ3倍の大きさで、外観から見えないようグースネック型(ガチョウの首のようなS字型)のヒンジを採用し、しかも強度の高い鋳造製としています。
Photo:モノコックボディ説明モデル



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