CIVIC TYPE R - 2001.10

CIVIC TYPE R FACT BOOK
CIVIC TYPE R 2001.10.18
New Bullet Form

スポーツ性とユーティリティーを追求

コンパクトカーニーズの高い欧州向けに開発した
明快な個性を主張する、3ドアエクステリアデザイン[New Bullet Form]。
弾丸をイメージしたそのスポーティなフォルムに、TYPE R専用デザインを施し、空力性能を向上 。
ホイールの大径化などとあわせ、スパルタンテイストあふれるエクステリアとしました。

コクピットは、アルミ削り出しのシフトノブをインパネに配置するレイアウトを採用。
ステアリング近くにシフトノブを配置することで、きわめてクイックな操作を可能としました。
弾丸 MOMO本革巻3本スポークステアリングホイール、
レカロ社製フロントバケットシートの形状や
フィット性などもあわせて追求し、
スポーツドライビング時の操るよろこびを高めました。

●走りを主張するダイナミック・キャビンフォワードエクステリア
エキサイティングなホットハッチとして、エクステリアデザインは、熱き走りのイメージを追求。
キャビンを前進配置とし、ショートノーズから鋭角に立ち上がったラインがリアに向かって滑らかなカーブを描く、弾丸をイメージさせるダイナミック・キャビンフォワードエクステリアとしました。
そのエクステリアラインと、床下への空気の流れを抑制し空力性能を向上させるスパルタンなエアロフォルムバンパー、ストレイキ一体型サイドシルガーニッシュ、大型テールゲートスポイラーとあわせ、高速域の優れた走行安定性を実現しました。
エクステリア

●走りのポテンシャルをダイレクトに伝える、
 エキサイトメントに満ちたドライビングゾーンの追求
走りにこだわるTYPE Rとして、コクピットは操作系のダイレクトなフィーリングを最優先。インパネ配置の6速MTは、シフトノブの形状、ストローク、操作荷重に至るまできめ細やかにチューニング。サーキットでのスポーツ走行時にもきわめて快適な操作感を実現しました。
真紅のHondaエンブレムを中央に配したステアリングホイールは、直径360mmの小径3本スポークとし、サーキットでの操作性を重視してグリップフィーリングを独自にチューニング。表皮は、フィット感に優れたMOMO本革巻としています。シートは、サイドサポート形状や表皮をオリジナルのファブリックとしたレッドカラーのレカロ社製バケットシートをフロントに採用。高G領域でのホールド性を向上させています。 インストゥルメントパネルはブラックをベースとし、こだりを感じさせるアルミ調パネルを配置。
また、シリアルナンバーを刻印したTYPE Rエンブレムをコンソールに採用しています。
インパネ インテリア

●3ドアハッチバック専用のパッケージング
設計の基本となるパッケージングは、優れた運動性とユーティリティを高次元で両立させる3ドアハッチバック専用パッケージングとしました。
旧TYPE Rに対して全長とホイールベースを50mm短縮しながら、グローバル・コンパクトプラットフォームのショートノーズ&低床フラットフロアと、コンパクトな2.0L DOHC i-VTECエンジンのメリットを活かし快適な室内空間を実現。
オーバーハング部を徹底的に短くし、ステアリング操作に対する優れた回頭レスポンスを実現しました。
また、ヒップポイントもフロントで30mmアップし乗降性を高めながら、余裕のヘッドクリアランスを確保。
あわせて高速走行域でも安心感のある優れた視界を実現しています。

<パッケージングサイズ比較>旧TYPE R対比

パッケージング

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