時代は、真に快適なロングツーリングによる、活気にみちたカーライフを求めています。ホンダはビガーの開発にあたって、この時代の要望に的確に応えるだけでなく、世界の小型FFロングツーリングの新しい規範となりうるクルマの実現をめざしました。 |
このためホンダ独自の「快適哲学」をロングツーリングの点において徹底化し、すべての機構・装備をこの目標に向けて収束させました。
すなわちワンチャージ600kmのツーリングを基本としたうえで、真に快適な機構は全タイプに標準装備し、ヒューマンな「快適設計」の具現化を図りました。また、空力エクステリア設計をはじめインテリアのすみずみにまで、真の快適性を追求し、ハイ・オーナーカーとしてのクォリティの実現を図りました。 |
ホンダ・ビガー開発に際しての基本要件は次の通りです。 |
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(1) |
世界でホンダが培ってきたオリジナリティを守ること。
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(2) |
世界で通用する適正サイズのロング・ツーリング・カーであること。
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(3) |
世界の高級車をしのぐ資質を1.8L車に具現化すること。
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この結果、新星ビガーはクルマ本来の基本機能(走る、曲る、止まる)において最高度の水準を保ち、乗る人すべてが実感できる高い快適性を実現。さらにこのクラストップレベルのすぐれた燃料経済性を実現し、まさにクリエイティブ・ドライブを可能にしました。
このトータルなハイ・クォリティは、あきらかにFF小型車界において世界的な新基準となり得るものと確信し、ホンダはこれを「クォリティ・ツアラー」と呼びます。 |
ホンダ独自のエレクトロニクス技術などの先進技術を惜しみなく注入した新星ビガーは、次の諸点にその著しい特長を見ることができます。 |
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(1) |
CD(抗力係数)、CLF(前輪揚力係数)、CYM(ヨーイングモーメント係数)等の徹底追求から生まれた、機能的にすぐれたトータルエアロダイナミックス・エクステリアデザイン。
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(2) |
乗る人をあたたかく迎え入れるクレディビリティ(信頼、真心、真実)感あふれるインテリアと静粛性。
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(3) |
Fun to Driveを可能にした数々のエレクトロニクス装備。
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快適な走りと乗り心地を満喫できるホンダ独自のサスペンションなど。
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新星ビガーの全身に備わるこれらハイ・クォリティは、 |
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すぐれた動力性能・経済性で評価の高いCVCC-IIエンジン |
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14年間熟成しつづけたホンダ独自のFF技術
と相まって、時代が求めるヒューマン・カーの新たな規範となり得るものと信じます。しかも燃費はこのクラストップレベルの10モード・13.5km/L(5速車)のすぐれた低燃費です。
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新星ビガーは、世界の街々に、新しい驚きを与えるでしょう。 |