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クォリティ・パフォーマンス〈パワートレイン〉
Quality PERFORMANCE | クォリティ・パフォーマンス〈パワートレイン〉
走る気持ちよさ、乗る心地よさを格段に高めた、乗用車として磨き上げたドライビング・ダイナミクス。
低速域からのスムーズな力強さと低燃費を両立。さらに優れたクリーン性能を同時に達成した、2.0L DOHC i-VTECエンジン。(B、G)
低速域からのスムーズな力強さと低燃費を両立。さらに優れたクリーン性能を同時に達成した、2.0L DOHC i-VTECエンジン。(B、G)Honda独創のVTEC(可変バルブタイミング・リフト機構)に加え、吸気バルブタイミングの位相をエンジン負荷に応じて連続的に制御するVTC(可変バルブタイミング・コントロール機構)を組み合わせた、高知能化バルブタイミング・リフト機構i-VTECシステムにより、114kW[155PS]、188N・m[19.2kg・m]を発揮。最適な吸気慣性効果が得られるトルクアップレゾネーターや、DBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)の採用などにより、低速域から力強いトルクを発生。新たにバランサーを採用したことでスムーズさと静粛性に優れた走りを生み出します。しかも、低回転時には吸気2バルブの片方を休止させるVTEC機構をはじめ高効率な燃焼制御により、13.2km/L(10・15モード)※1の優れた低燃費を実現し、「平成22年度燃費基準」をクリア※2。同時にハイレベルなクリーン性能も達成し、国土交通省「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」認定を取得しています。
※1 B/G/G・LパッケージのFF ※2 B/G/G・Lパッケージの4WD、G・S/LSパッケージ、G・サイドリフトアップシート車は「平成22年度燃費基準+5%達成車」。B/G/G・LパッケージのFFについても、メーカーオプションの装着により、「平成22年度燃費基準+5%レベル」達成となる場合があります。

■2.0L DOHC i-VTECエンジン性能曲線図

2.0L DOHC i-VTECエンジン性能曲線図

2.0L DOHC i-VTECエンジン

 
全域トルクフルな走りと低燃費を両立し、優れたクリーン性能をも達成した、2.4L DOHC i-VTECエンジン。(24Z)
全域トルクフルな走りと低燃費を両立し、優れたクリーン性能をも達成した、2.4L DOHC i-VTECエンジン。(24Z)
Honda独創の高知能化バルブタイミング・リフト機構i-VTECシステムにより、119kW[162PS]、218N・m[22.2kg・m]を発揮。最適な吸気慣性効果が得られるトルクアップレゾネーターや、DBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)の採用などにより、全域で力強いトルクを発生し、街中から高速クルージングまでゆとりある走りを生み出します。しかも、低回転時には吸気2バルブの片方を休止させるVTEC機構をはじめ高効率な燃焼制御により、12.2km/L(10・15モード)の優れた低燃費を実現。「平成22年度燃費基準+5%レベル」を達成しています。同時にハイレベルなクリーン性能も達成したことで、国土交通省「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」認定を取得しています。※FF

■2.4L DOHC i-VTECエンジン性能曲線図

2.4L DOHC i-VTECエンジン性能曲線図

2.4 L DOHC i-VTECエンジン

 
Photo:24Z(FF)

Photo:24Z(FF)

街中でのスムーズな発進と高速走行時の力強い加速を両立するDBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)。
アクセルペダル操作をセンサーで感知し、スロットルバルブを電子制御することで自然でリニアなアクセルフィールを生み出すDBWを採用。アクセルペダル開度に対するスロットルバルブ開度を走行状況に応じて変化させることで、より自然でスムーズな走りを実現しています。さらに、トランスミッションやトラクションコントロールシステムなどとの協調制御を行うことにより、いっそうスムーズで扱いやすい特性を獲得するとともに、低燃費にも大きく貢献しています。
発進加速時

アクセルペダル開度に対してスロットルバルブ開度を抑えてスムーズな発進を実現。
通常走行時

アクセルペダル中開度域ではスロットルバルブ開度をやや大きめに制御し、ペダル操作に忠実なフィーリングを獲得。
高速走行時・登坂時

アクセルペダル開度に対してスロットルバルブ開度を大きくし、力強い加速を実現。
フラットトルクを実現するトルクアップレゾネーターを採用。
吸気システムには、共鳴過給効果を利用してフラットトルクを実現するトルクアップレゾネーターを新開発。インテークマニホールドの前にレゾネーターを設け、トルクの谷ができる3,500rpm付近で最大の効果を発揮するように設計。低回転域から高回転域までフラットなトルク特性を獲得しています。また、従来モデルで採用していたロータリーバルブ式可変管長インテークマニホールドと同等のトルク特性をコンパクトなシステムで実現。これにより2.4Lエンジンでは排出ガスのクリーン化と低燃費に貢献する外部EGRの採用を可能にしています。
トルクアップレゾネーター
「平成22年度燃費基準」に適合する優れた燃費性能。
i-VTECシステムによる高度な燃焼制御や低回転時に吸気2バルブの片方を休止させるVTEC機構に加え、DBWによる緻密なスロットル制御や、トランスミッション、エアコンディショナーとの協調制御などによりエンジン負荷を低減し、低燃費を実現。全タイプ、平成22年度燃費基準に適合し、さらにB/G/G・Lパッケージの4WD、G・S/LSパッケージ、G・サイドリフトアップシート車、24Zでは基準を5%以上上回る優れた燃費性能を達成しています。
B/G/G・LパッケージのFFについても、メーカーオプションの装着により、「平成22年度燃費基準+5%レベル」達成となる場合があります。

「平成22年度燃費基準+5%達成車」表示マーク 「平成22年度燃費基準達成車」表示マーク
「平成22年度燃費基準+5%達成車」表示マーク
平成22年度燃費基準を5%以上上回る優れた燃費性能を達成した車両に与えられます。
「平成22年度燃費基準達成車」表示マーク
平成22年度燃費基準を上回る優れた燃費性能を達成した車両に与えられます。
全タイプ、国土交通省「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」を達成した優れたクリーン性能。
リニアA/FセンサーやセカンダリーO2センサーに加えエアフローメーターの採用により空燃比制御をさらに高精度化。コールドスタート時の燃焼をより安定化させることで、低ヒートマス排気管を使用した後方排気システムによる燃焼ガスの熱損失低減と合わせ、キャタライザーの早期活性化を実現し、浄化性能を高めています。さらに、より浄化性能に優れた大容量のキャタライザーを採用。この結果、優れたクリーン性能を実現し、全タイプ、国土交通省「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」認定を取得しています。

■排気システム図
排気システム図

「平成17年度排出ガス基準75%低減レベル」認定車表示マーク 「平成17年度排出ガス基準75%低減レベル」認定車表示マーク
平成17年度排出ガス規制のNMHC、NOxについて基準値を75%以上下回る優秀な環境性能を達成した車両に与えられます。



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