STEP WGN FACT BOOK
STEP WGN
コア・テクノロジー
CORE TECHNOLOGY

広い空間、運転のしやすさ、セダン感覚の走りを実現する、低床・低重心プラットフォーム。

大きな空間を確保しながら乗用車としての基本性能を飛躍的に高めるために、低床・低重心化を追求。
ステップ ワゴン独自のプラットフォームを新たに開発しました。
床下の骨格構造から見直したうえで、樹脂製の薄型燃料タンクやコンパクトな構造と運動性能の向上を両立したH型トーションビーム式リアサスペンション、形状やレイアウトに工夫を施したエキゾーストシステムを採用。
フラットフロアを実現するとともに、従来同等の室内高を保ったまま60mmの低床化、40mmの低重心化を達成。
さらに、全高を75mm低くするとともにショートノーズ化を図ることで、ボディサイズのコンパクト化も実現しました。
その結果、ステップ ワゴンならではの、のびのびとした空間を持たせながら、乗降性や運転のしやすさを向上し、同時にセダン感覚のハンドリング、走行安定性、乗り心地をも獲得。
日常のさまざまなシーンで使いやすいパッケージングを実現しました。
低床・低重心プラットフォーム
イラスト:2.0L(FF)車
イラスト:2.0L(FF)車
[薄型樹脂製燃料タンク]
樹脂の高い成型自由度を活かし、他の部材との干渉を避けながら効率よく容量を確保できる薄型形状を追求しました。タンク内の圧力を一定に保つためのカットバルブを増やし、それぞれの突起を小さくするなど細部にまで工夫を施すことで、充分な容量を確保しながら大幅な薄型化を実現。2列目シート下の低床化を可能とするとともに低重心化にも大きく貢献しています。
[H型トーションビーム式リアサスペンション]
ダンパーとスプリングを別体にして床下配置し、低床化と充分なホイールストローク量を両立するH型トーションビーム式リアサスペンションを採用。ジオメトリーを最適化することで従来モデルのダブルウイッシュボーン式と同等の特性を獲得し、操縦安定性と乗り心地を高いレベルで両立しながら3列目シート下やラゲッジスペースの低床化を実現しています。



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