QUINT - 1980.02

QUINT
QUINT

ボディ

クイントのボディは、軽量で、高い剛性をもつモノコック構造、しかもコンパクトサイズ。また、静粛性、実用空力特性も追求しました。

■明るい室内、広い視界を可能にした、剛性の高いホンダ独自のサイドパネル一体式モノコックボディ
エンジンルーム内のサブフレームをボディと一体化、軽量化と剛性を高めました
室内を囲む骨格部(サイドルーフレール、ピラーなど)は、剛性の高い箱型断面形状とし、衝撃吸収性にすぐれた車枠構造とあいまって、車室部の安全確保をめざしました
各ピラー幅を極力細め、大きなウインド面積を確保し視界を広げました

イメージ
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■多目的な用途に応える大型テールゲート
バンパー上端まで大きく開口、2分割リアシートとあいまって幅広い用途に応えられます
■実用空力特性を追求したボディ形状
テールゲートは、1段落ちこんだ形状のエポーレット設計。車体後部にまつわりつく空気をスムーズに流し、揚力の軽減と抗力の低減を計りました
車体後端を垂直にカットしたコーダトロンカ形状。空気の乱流を防ぎました
フロントのエアダムスカート、前後のフェンダー形状など、細部にわたる配慮で空気抵抗を軽減
フロント

フロントのエアダムスカート

■静粛性を追求したボディ設計
風切り音を軽減
・ボディシール面の入念な仕上
・フロントピラー形状
・ボディとの段差の少ない内蔵式センターピラー
・気密性にすぐれた中空2重ドアシールラバー

ボディ設計

振動、騒音を軽減
・室内の共鳴を防ぐ剛性の高い球面形状のフロア
・エンジン音の透過を軽減する2重構造のトーボード
・ロードノイズ及び路面からのハーシュネスを低く抑えた前後輪のコンプライアンス機能
・エンジンの振動が車体に伝わるのを軽減するエンジンマウント
・フロアの振動を低減するハイダンピングメルシートの採用
・吸音効果にすぐれたルーフライニングと一体成形フロアカーペット
・ドライブシャフトの共振を防ぐダイナミックダンパー

■フロントフルインナーフェンダーを装備、耐蝕性を向上

■厚い塗膜で、傷つきにくく、防錆効果を高めたカチオン電着塗装

カチオン電着塗装

カチオン電着塗装
カチオン電着塗装



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