PRELUDE - 1978.11

PRELUDE
PRELUDE

運転性能

プレリュードは、走破性にすぐれ、ドライバーの意志に素直なFF機構。
路面をしっかりとホールドするストラット方式4輪独立懸架とワイドなトレッド、軽い踏力で安定して作動するブレーキなど。俊敏な走りと、爽快な乗り心地です。

イラスト FF機構



サスペンションは、オフセットスプリング方式採用のストラット方式独立懸架
道路条件の変化をたくみに吸収するストラット方式の4輪独立懸架。
ダンパーは、前17m/m・後14m/mオフセットして取付けました。このため、走行中に発生するダンパーフリクションを軽減、快適な乗り心地を実現しました。
   
前後にスタビライザーを装備
コーナーリング時の傾きをおさえ、機敏な操縦性をもたらします。



ラジアスアームとロアアーム

リアサスペンションは新設計のラジアスアームとロアアームで構成
ラジアスアームの前後とロアアームに取付けられた弾性の高いゴムブッシュの採用により、路面 からの不快な衝撃、振動をソフトに吸収(コンプライアンス機能)します。
   
安定感ある走りと引き締った乗り心地をもたらすダンパー設定
   
サスペンションの特性に最も合ったスチールラジアルタイヤを装備
  ・タイヤサイズ  155SR13———— XT、XE、Eタイプ
 175/70SR13 —— XRタイプ
  ・XRタイプはアルミホイール装着です


フロントサスペンション リアサスペンション

ホンダ伝統のFFとラックアンドピニオン式ステアリング
シャープなハンドリングで、確実な走行性、安定性とすぐれた走破性を発揮します。
   
車速応動型パワーステアリング(XE、E)
ホンダが独自に開発したユニークな車速応動型で、低速時の市街地走行や車庫入れ、すえ切りなどではきわめて軽く、高速時には適度な手ごたえのある重さとなり、安定した走行を可能にします。
また、パワーシリンダー部で路面の反力が吸収されるため、悪路でもハンドルへのキックバックが少なくなる特長を備えています。

車速応動型パワーステアリング

制動装置
踏みはじめから、確実なきき味が得られる、新設計ブレーキサーボ機構(真空倍力装置)を採用しました。
ブレーキシステムは、どちらか一方が万一故障した場合でも、著しい制動力の低下や方向不安定を防ぐX型2系統式システム。
フロントブレーキには、塩害や泥水に強い新型ディスクブレーキキャリパーを採用。リアブレーキには、常にライニングのクリアランスを一定に保つオートアジャスター付。

制動装置 制動装置 制動装置



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