NSX - 1995.03

NSX
NSX

NSXのオープントップモデル





サーキットを堪能できるオープントップの実現のために
高剛性ボディ 
Open Top Body Structural Reinforcement Diagram

通常、ルーフをカットすることにより、大幅にボディ剛性はダウンします。しかし、快適性と高性能の融合を追求するNSXは、オープントップにおいても、ピュアスポーツカーとしての走行性を維持する高剛性ボディの開発をめざしました。
そこで、スーパーコンピュータによる強度解析に基づき、全体で50カ所以上にわたってボディ部材の厚さや構造を変更。オリジナルNSXクーペと同様のサーキット走行フィーリングを獲得するに至りました。ボディ強化の開発は、北米、栃木、北海道のテストコースだけでなく、ドイツ・ニュルブルクリンクや鈴鹿サーキットなど世界中の過酷な走行条件の中で徹底的な走行テストを行い、快適に走行できるレベルにまで鍛え上げました。

高剛性ボディの開発

補強材を追加したダッシュボードアッパー フロントピラー周りの補強 フロントルーフレールセクションの補強
補強材を追加したダッシュボードアッパー フロントピラー周りの補強 フロントルーフレールセクションの補強
板厚をアップさせたリアルーフレール 補強材を追加し、板厚をアップしたセンターバルクヘッド 補強材を追加し、板厚をアップしたフロントピラー基部
板厚をアップさせたリアルーフレール 補強材を追加し、板厚をアップしたセンターバルクヘッド 補強材を追加し、板厚をアップしたフロントピラー基部
板厚をアップしたサイドシル・セクション 補強材を入れたセンターピラー 補強材を追加し、板厚をアップしたトランクパネル
板厚をアップしたサイドシル・セクション 補強材を入れたセンターピラー 補強材を追加し、板厚をアップしたトランクパネル
補強材を追加したリアフロアクロスメンバー 大型化したストラットタワーバー
補強材を追加したリアフロアクロスメンバー 大型化したストラットタワーバー



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