多くの人が乗るクルマとして果すべきテーマ
省資源・環境対応
クルマに乗る楽しさをこれからも多くの人びとと分かちあっていくために。
ホンダは軽量化・燃費の向上を通しての「省資源」、
リサイクルの推進による「資源の有効利用」、
先端技術による「排出ガスのクリーン化」、
などを柱に地球にやさしいクルマづくりを推進しています。
とりわけ多くの人が乗る生活車として、ロゴはそれらの課題を高次元で
クリアしていけるよう、トータルにきめ細かな試みを重ねています。

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軽量化によるすぐれた燃費特性の実現。 |
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リサイクル材料の使用拡大をはじめ、資源有効活用への
積極的な取り組み。 |
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先端技術による排出ガスのクリーン化への努力。 |
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省資源への取り組み |
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省資源を進めていくうえで、ロゴがまず取り組んだのが軽量化でした。コンパクトなボディをベースにムダを省き、さまざまな工夫を施すことで、790kg(3ドアBタイプ)というライトウエイトを実現。このメリットを生かし、燃費特性にすぐれたエンジンと、ベストマッチングを求めたトランスミッションの採用により、軽自動車なみの低燃費を達成しています。 |
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資源の有効活用への取り組み |
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ホンダは、国内各社に先がけ、いち早くリサイクルの問題に取り組んできました。ロゴの開発においても、効率よく再利用できる樹脂材料PP(変性ポリプロピレン)の適用箇所を拡大。同時に、インストルメントパネルの一体構造化やバンパー、ガーニッシュなどの解体作業の短縮・簡易化を図ることで、部品の再利用の効率を高めています。なかでも、バンパーは締めつけ点数を減らしクリップ化を進めたボディ直締め構造により、大幅に解体性を向上しています。また、100g以上のすべての樹脂部品に識別記号をつけて材質を明示し、材料分別を容易にしています。 |
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排出ガス クリーン化への取り組み |
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燃費の向上は、同時に二酸化炭素の排出を抑えることにつながります。窒素酸化物についても、新開発プレス製エキゾーストマニホールドの採用や触媒の性能の向上により、排出量を大幅に低減、排出ガスのクリーン化に貢献しています。また、エアコンディショナーはもちろん、製造段階においても特定フロンの使用を全面的に廃止。さらに、ブレーキやクラッチなど、すべての摩擦材にノンアスベスト材を使用しているほか、バンパー製造時にTCE(トリクロロエタン)を使用しないシステムなど、有害物質の排出の低減を積極的に推進しています。 |
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5ドア Lタイプ
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