LIFE FACT BOOK
LIFE 2003.9.4
Packaging  パッケージング
細部にわたり、心を配り心を尽くしたパッケージング。
効率とともに、人へのやさしさや楽しさも追求した『ロングルーム・パッケージ』。
Photo:Fタイプ(FF)構造説明のために写真を合成したものです。<>内は前モデルGタイプ(FF)比較値
ショートノーズで、ゆとりと安心を実感できる空間を実現。
『ロングルーム・パッケージ』ではまず、走りの安定性を確保するために全高を低く抑えました。これは空気抵抗の軽減にもつながり、燃費の向上にも寄与しています。次に、室内の広さを確保するために室内の長さに注目。規格で制限された寸法の中で、機械のための空間を縮小することと、人のための空間を拡大することを徹底追求しました。具体的には60mm短くしたエンジンを新開発するなど、トータルでエンジンルームを95mm短縮するショートノーズ化を達成することにより、アクセルぺダルからテールゲートライニングまでの長さを95mm拡大しました。またショートノーズでありながら、最新のコンパティビリティ対応ボディを採用することで、高い安全性を確保しています。
収納力充分で、低床な荷室。
高効率パッケージングにより、容量200L※1(FF)のカーゴスペースを確保。また、FF車は新開発リアサスペンションにより、荷室地上高525mmの低床フロアを実現しています。例えばリアシートを倒すことなく、A型ベビーカーは立てても寝かせても収納可能です※2

※1VDA方式による
※2ベビーカーの形状により収納できない場合もあります。

快適に運転できるドライビングポジション設計。
さまざまな体格の人が長時間運転しても快適なドライビングポジションをめざして設計。シートポジションを前寄りに設定する方の場合、ステアリングコラムカバーが膝にぶつかったり、ステアリングホイールが寝ていることで腹部がステアリングに近くなるなど窮屈な場合がありました。そこで、ステアリング角度を立ててシャフト位置を高くすることにより、膝回りのスペースを拡大。またステアリングの上端をドライバーに近づけることにより、操作のしやすさや上体のゆとりを確保。さらにアクセルペダルをフロアに近づけることにより、足首への負担を軽減するなど、体格やシートポジションにかかわらず、快適なドライビングポジションを可能にしました。
イラストはイメージ
全方位でトップクラスの視界。
好評の視界のよさを継承し、さらに前後・左右とトップクラスの視界を確保しました。運転席ハイトアジャスター(ハイト量30mm)により、ドライバーの体格に合わせた見やすいアイポイントの設定が可能。しかもサイドのベルトライン(ドアウインドウ部の下端)は、前端がなだらかに下がる形状で、左右の良好な視界を実現しています。また、フロントピラーの死角を解消するために、三角窓を採用。良好な視界を確保しています。
※D、Fタイプ

乗り降りしやすい、
ヒップポイント設定。

乗降性と視界のよさを両立するために、ヒップポイントを地上高580mmに設定。乗り降りのしやすさを実現しています。

■数値はすべてHonda測定値



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