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INTELLIGENCE

NAVIGATION SYSTEM

〈情報・インテリジェント化のねらい〉
自車の現在位置を正確に伝えることで、夜間や地理に不案内な状況下での走行などにおいてもドライバーの不安やストレスを大幅に軽減して余裕あるドライブへと導くなど、多彩な情報機能をそなえたホンダ・ナビゲーションシステムをはじめ、最新のエレクトロニクス技術が生んだ情報・インテリジェント機構を搭載。「より速く、より快適に」といったクルマ本来の機能を最高レベルまで追求するばかりでなく、人とクルマのいっそう密接な関係をつくりあげるため、ドライバーのおかれた環境にも目を向け、クルマの情報化という新領域にも積極的に取り組みました。

HONDA
NAVIGATION SYSTEM

自車の現在位置をつねに正確に伝える高精度ホンダ・ナビゲーションシステム
(タイプαに装着車を設定)。
ホンダ・ナビゲーションシステムの最大の特徴は、その精度の高さにあります。一般に、自車の現在位置を知る方法として地磁気や衛星からの電波などの利用が考えられますが、これらの方法では建造物などによる磁気の乱れや、電波の受信状況に影響を受け、場所によっては正確な把握が困難になります。そこでホンダは、自車の現在位置と方向をつねに正確に検知するため、まず外乱に影響されず方位を完全自立で検出できる独自のガスレートセンサー技術による慣性航法方式を採用しました。さらに、最新のエレクトロニクス技術を導入し、このホンダ独自の検出法と高度に融合。日本全国を網羅するデジタル地図のCD-ROM(コンパクトディスク)へのデータベース化や、自車の走行軌跡とデジタル地図を自動的に照合するマップマッチング技術などによってオペレーションフリー化を図り、高精度で実用性の高いナビゲーションシステムを実現しています。

慣性航法技術の核。高精度ガスレートセンサー。
ガスレートセンサーとは、2本のヒートワイヤからなるフローセンサー、ヘリウムガス、噴出ノズル、ピエゾ振動子型ポンプなどを円筒状のケースに納めたセンサー本体と、これを一定の温度に保つための恒温槽、そしてこれらを制御する回路部などで構成されるコンパクトな機構で、エンジンON状態ではセンサーのノズルからヘリウムガスを噴出しています。クルマが直進している時には、ヘリウムガスがフローセンサーに均一に当たることから2本のヒートワイヤ温度が等しくなるのに対して、クルマが方向を変えるとガスの流れが偏ってヒートワイヤに温度変化が生じます。この温度差を常時電気的に検出し、クルマの連続的な方向変化を検知しようというのがガスレートセンサーの働きです。
ガスレートセンサー構造図 ヘリウムガス流とフローセンサーの変位

マップマッチング概念図
位置誤差を適時補正し、正しい現在位置を表示するマップマッチング。
自車の走行をもとにした走行軌跡データと、CD-ROMから読みだされたデジタル地図の道路データをコンピュータが常時照合。ドライバーが自車位置および方向をセットした際のヒューマンエラーやセンサーなどの誤差によって累積される位置誤差を適時補正し、正しい現在位置を表示するマップマッチング技術を採用しました。高精度ガスレートセンサーによって得られる走行軌跡と、1/5万または1/2.5万の縮尺で全国を網羅する道路データとの組み合わせにより、主要都市だけでなく全国いたるところまで正確な補正を可能にしています。しかも、長距離にわたって正確な走行軌跡が得られることから、地図に記載されていない細い道路や新しい道路を経由した場合にも、総合的に判断して的確な補正を行います。

ホンダオリジナルのデジタル地図
*本地図は、財団法人日本デジタル道路地図協会発行の地図データベースをもとに作成したものです。
確認のしやすさを追い求めたホンダオリジナルのデジタル地図。
ドライバーにとって必要な情報をすばやく的確に伝達するため、ナビゲーションシステム用地図として高い完成度をもつ独自のデジタル地図を作り上げました。高速道路、国道、都道府県道などの道路データはもちろん、都道府県名、都市名、各種公共施設、レジャー施設など、通常の運転に必要かつ十分な情報を盛り込んでいます。また、ドライバーが現在位置をすみやかに確認できるように、交差点名、駅名、国道番号などを認識しやすい形状や表記で表現。もっとも重要な道路表示については、ドライバーが見慣れている道路地図帳の配色に準じるなど、人間工学的な見地からも吟味を重ねました。さらに、ほぼ日本全土が表示される1/2,560万の小縮尺図から1/5万の大縮尺図まで8段階の縮尺で日本全国を網羅。主要な大都市については1/2.5万の縮尺まで用意しました。これらの地図情報は直径12cmのCD-ROM1枚に収められ、操作パネルのボタン操作だけで簡単に切り換え、CRT画面へ呼び出しできます。



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