実用性のきわめて高い多彩なナビゲーション機能。 ナビゲーションモードでは、自車位置と進行方向をCRT画面の中央に表示し、走行に応じて地図を自動的にスクロールさせることによって、現在位置および周辺情報を判読できます。また、走行軌跡を地図画面に点線で表示することで、現在位置に加えて走行してきたルートの認知が可能となり、目的地へのコース選定に役立ちます。さらに、地図検索機能やメニュー選択による経路設定、帰路誘導、自宅設定、自宅誘導、マークなど多彩な機能をそなえ、帰路誘導、自宅誘導表示の際には、目的地の方向をより広範囲に表示して判りやすくするために自車位置をオフセット表示するなど、ナビゲーションシステムとしてきわめて高い実用性を実現しています。 ● 地図検索機能=参照したいエリアの地図を操作パネルのスイッチとジョイスティックの操作で呼び出せます。 ● 経路設定機能=目的地および、その経由地を2点まで設定可能で、現在位置から次のポイントへの方向と距離を直線と数字で表すことによって、進路選択を容易にします。 ● 帰路誘導機能=経路設定機能によってセットした経由地をもとに、出発地点までの帰路誘導表示が可能です。 ● 自宅設定および自宅誘導機能=あらかじめ自宅を登録しておくことにより、現在位置と直線で結んで自宅誘導表示が行えます。 ● マーク機能=任意地点を最大20カ所まで設定し、地図上にマークすることができます。

ドライブに役立つ周辺情報まで 呼び出せるマルチ情報システム。 ホンダ・ナビゲーションシステムは、地図表示によるナビゲーション機能に加えて情報検索機能、TV放送受信機能、電話自動ダイヤル機能などもそなえ、CRTディスプレイを有効利用したマルチ情報システムとして完成させています。 ● 情報検索機能=レジャー、観光名所、交通施設、文化施設、ホテル、ホンダクリオ店の6分野に分類されたメインメニューから選択し、あらかじめインプットされた約11,300件におよぶデータインフォメーションの呼び出しができます。それぞれのデータインフォメーション画面には、名称、所在地都道府県名、ワンポイント解説または特徴、電話番号を表示。さらに、ハンドフリー・カーテレホン(ナビゲーションシステムとセットで装着車を設定)との連動により電話番号を自動ダイヤルしてハンドフリー通話を行うことができます。また、対象付近の地図を表示して目的地としてセットするなどのオペレーションも可能です。これらのオペレーションはすべて、CRT画面のタッチスイッチによるワンタッチ操作となっています。 ● テレビ/ラジオ=停車中はテレビ放送の受信が可能で、走行中は安全性を考慮し音声のみとなります。テレビ/ラジオの選局はCRT画面でワンタッチ操作によっても行えます。またラジオは走行地点でのナビゲーションの地域情報をもとに、受信可能な局を、局名および周波数で6局まで表示できます。 ● 電話リスト表示=発信のために、あらかじめ登録された電話リストの一括呼び出し表示が行えます。

ステアリングを保持したまま通話できるハンドフリー・カーテレホン(タイプαに装着車を設定)。 ステアリングに設けた手元スイッチで、あらかじめ登録した通話先を選択。スピーカー(フロント左側のオーディオスピーカー兼用)とドアミラー内側に設置したマイクロホンを使用し、受話器を持たずに通話できます。後席用には、ハンドセットテレホンをセンターアームレスト内に収容しています。なお、短縮ダイヤルの登録は20件まで可能です。

ドアを開けると最適位置へ自動調 整。インテリジェント・キーレスエントリーシステム(タイプα)。 ドライバーズシートのスライド、リクライニング、ハイトおよび、ステアリングのテレスコ、チルト位置をあらかじめ2種類記憶させ、ボタン操作ひとつで自動調整できるドライビングポジション・メモリーを搭載。体格に合わせた最適なドライビングポジションがワンタッチで得られます。しかも、このメモリー機能に加えて、キーレスエントリーを使用して解錠後、ドアを開けるとシートがメモリー位置に自動的にセットされ、キーをイグニション・キーシリンダーへ差し込むとステアリング位置がセットされる新開発インテリジェント・キーレスエントリーシステムを採用。キーを抜くと、ステアリングが自動的にはね上がり、同時にもっとも前方へ移動して降車を容易にする機構もそなえました。このインテリジェント・キーレスエントリーシステム対応のキーは2本あり、ドライビングポジション・メモリーの2種類のセット位置にそれぞれ連動。ご夫婦での使用などに便利です。なお、キーレスエントリーは充電機構付で、キーに内蔵した超小型充電式バッテリーが走行中にイグニション・キーシリンダーから自動充電します。

路面が凍りやすい状況にあることをドライバーに伝え、注意を促す外気温度表示。 メーターパネル中央下部に、外気温度をデジタル表示。寒冷時の走行中には、気温が低下し路面が凍りやすくなっていることをドライバーが知ることができます。このディスプレイは2種類のトリップメーター表示と兼用で、スイッチ操作で切り換えて、たとえば出発からの距離を計測しながら給油からの距離も測るといった使い方が可能です。また、トリップメーター表示中でも外気温度が約3℃以下になると、自動的に外気温度表示に切り換わり、同時にブザーで知らせて注意を促します。

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