高性能を支える。
ホンダならではの技術アプローチ。 |

等長エキゾーストシステム
卓越した排気能力を発揮する等長エキゾーストシステム。 |
前後バンクの排気管の長さを等しくした等長エキゾーストシステムを採用しました。V6エンジンでは、前バンク、後バンクで交互に燃焼が起こるので、この排気管の等長化により、通気抵抗を減少させ、スムーズな排気を行い出力を向上させるとともに、排気音も静かに。静粛性の向上にも大きく貢献しています。 |
アイドルコントロールシステム。 |
吸気流量の制御はエンジンコントロールの上での重要な要素です。ホンダV6エンジンでは、エレクトロニック・アイドルコントロール・バルブを採用し、エンジンのアイドル回転数をコンピュータによりきめ細かく制御しています。これによって、アイドル回転数が常に一定に保たれるので、不必要な燃料消費をおさえています。 |
ブローバイ・コントロールシステム。 |
ホンダV6エンジンには、ブローバイガスの中のオイル分だけを分離するブローバイ・コントロールシステムを採用しています。このシステムは、PCV(Positive Crankcase Ventilation)バルブとブローバイガス通路のあいだにエンジンの負圧を利用した膨張室を設けたものです。この膨張室でガスの中のオイル分が分離されます。これによって燃焼室へのオイルの混入によって起こる燃焼の悪化を防いでいます。
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2.0L V6のポテンシャルを最大限に生かす複合制御吸気システム
(マルチプル・アスピレーション・コントロール・システム)。(Zi、Gi) |
吸気マニホールドの管の長さを、エンジン回転数に応じて自動的に切り換えるホンダ独自の吸気コントロールシステムです。エンジン回転が3,500rpm付近までの低・中回転域では、吸気慣性効果を最大限に利用できる「長い吸気管」を、3,500rpm以上の高回転域ではマニホールド内のバルブが開き、吸気は「太く短い吸気管」を通して一挙にシリンダー内へ送り込まれます。バルブの開閉は高精度のデジタルコンピュータが制御。4バルブ効果を十二分に生かす画期的なシステムです。この新たなシステムにより、全域にわたってパワーにあふれた、ゆとりある走りを実現しています。 |
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Photo:2.0L V6エンジン |
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