INTEGRA SJ - 1996.02

INTEGRA
INTEGRA SJ
 
クオリティ



Sedan JoyfulINTEGRA SJ

インテグラSJは、1.5Lセダンの
すべてを楽しめるよう、
なによりもクォリティのトータルな
完成度を第一に追求しました。

上質なセダンに求められるのは、ふつうの暮らしの中で誰もが満足できる、気持ちよさです。
そこで、フォルムや走り、乗り心地、安全性など、それぞれにひとクラス上の高い品質を追求。
しかもそれらの進化とあいまって、快適さや使いやすさ、楽しさまでも生み出せるよう、細部にいたるまで、独自の視点で磨きぬきました。


美しいセダンフォルム
時代にふさわしいフォーマルな発想と自由な意志をもつ4ドアセダンとしてのたたずまい、使いやすさと、乗りやすさ。
そして、何より乗る人に語りかけるあたたかな存在感。これが、インテグラSJのスタイリングの基本です。

クラスを超えた造形で構成されたフロントマスク&リアビュー。
クルマの主張を大きく物語るフロントマスクはマルチリフレクターの大光量ヘッドライトを中心に、ノーブルで彫りの深いデザインとしました。とくにワイド感あるフロントバンパー、上質で落ちつきのあるラインのボンネット、フロントグリルがフォーマルな車格を主張。さらにリアコンビネーションランプもクリアタイプにしてレイアウト。リアバンパーもワイドタイプとして、安定感あるものとするなど、リアビューでも上級感を表現、4ドアセダンの新しい個性としています。

全身に張りと塊り感のある正統セダンボディ。
スマートなボディ全体は、量感、高級感をもたせながら、グラスエリアを広く明るくとり、細身のピラーとすることで、洗練されたライン、フォルムを生み出しました。また、大型のライト類を、ぐっとワイドなボディの四隅にレイアウトするなどのデザインにより、走りの安定感とステイタス感を主張します。

スマートで、味わい深いエクステリア。
フロントウインドウモールとリアウインドウモールを、ウインドウガラスと一体化。フロントは可変断面の一体押し出し成形とし、継ぎ目のないデザインとしました。また、ミラー振動の低減を図る新デザインのドアミラーなどが、全体の印象を、すっきりとまとまりのあるものとしています。


フロントウインドウモール リアウインドウモール

イメージ図



走るための新・クォリティ。

走りの質、それは走ることであり、運転のしやすさであり、静けさであり、トータルに語られるべきものです。
何かが突出するのではなく、乗る人が、意識することなく、心地よいと感じるバランスの良さが必要だと考えました。

快適な乗り心地を生む、新世代シャシーと4輪ダブルウイッシュボーン・サスペンション。
走る、曲がる、止まるという基本性能を、ハイレベルに発揮させる、高いボディ剛性と、シャシー性能を徹底して追求。定評あるダブルウイッシュボーン・サスペンションを細部までチューニングし、パーツ類も新設計するなど、ポテンシャルを向上させました。


フロントタイヤ
[フロント]

リアタイヤ
[リア]

4Wheel Double Wishbone Suspension
●サスペンション・ジオメトリーの最適化
●ロールセンター高の最適化
●サスペンション取り付部の剛性向上
●スタビライザーの効率アップ
●ダンパー特性の最適化
●ロードノイズ低減
●ステアリング操舵力の最適化


爽快ドライビングのための全方位の広い視界。
前方視界は、ボンネットフードの見える範囲を前方まで広げ、良好な取り回し性を確保。フロントピラー断面も、圧迫感のないよう工夫しました。また後方視界もリアウインドウを大きくし、広く見えるようレイアウト。後退時にトランクのいちばん後ろまで確認できるようにしています。

使いやすく、あたたかなドライバーズ空間。
数値だけでなく、実際の使い勝手を第一に室内を設計。とくにインストルメントパネルは機能を包み込んだソフトシェイプデザインに。質感あるパッドセクションが乗る人に開放感をもたらします。またセンターパネルには機能を集中、空調やオーディオを使いやすくレイアウト、さらにビルトイン型ナビゲーションも、見やすく操作しやすい位置に配置しています。もちろん、カップホルダー、センターポケット、大型グローブボックスなども充実させています。


VXiメーカーオプション装着車
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