Inspire SABER - 1995.02

INSPIRE/SABER
Inspire SABER
ENGINE&TRANSMISSION


パワフルに、静かに、
独創のパワープラントが進化した。
《FFミッドシップ・縦置5気筒》。

イメージ写真

圧倒的なパワーを有しながら、
徹底して軽量・コンパクト化、静粛性の向上を追求。
新アッパー・ミディアム・クラスならではの、

あたらしい走りを提示します。

FFとして理想的な前後重量配分〔フロント60:リア40〕を基本にしたうえで、FFミッドシップ・縦置5気筒の進化を図りました。
ホンダが独自に開発をし、現在まで熟成を重ねてきたFFミッドシップ方式。これは、FF本来の利点であるすぐれた直進安定性や走破性、軽量化からくる走りと低燃費の両立、リアサスペンションチューニングの自由度などを継承し、さらに走りの質の向上をめざした独創の駆動方式です。
その最大の特長は、パワープラントの重心を前車軸の後方に置くことで、FFとして理想的な前後重量配分フロント60:リア40を実現したことにあります。これにより、リニアなハンドリングと、乗る人の感性に応答するきわめて心地よい乗り味をもたらしたのです。そのうえ、エンジンの35°傾斜レイアウトもあいまって低重心化が可能に。また同時に最小回転半径を大きくすることなくロングホイールベース化を果たしています。
インスパイア/セイバーにおいても、これらFFミッドシップの数かずの利点を前提に、新アッパー・ミディアム・クラスとしてさらにその資質を高めていくことがテーマとなったことはいうまでもありません。そして、そのうえに立って、すべてをみつめ直し、より高次元でバランスされた上級FFミッドシップを作りあげたのです。
FFミッドシップ・レイアウト図(イラストは25S)
FFミッドシップ・レイアウト図(イラストは25S)


←前のページへ---目次へ---次ページへ→