HYBRID INSIGHT - 2009.02

Fact Book FACT BOOK
HYBRID INSIGHT
HYBRID INSIGHT 2009.2.5
Design(インテリアデザイン)
操る楽しさとハイブリッドカーらしい先進感を融合させた、エモーショナル・ハイブリッド・インテリア。
コンセプトは、「エモーショナル・ハイブリッド」。主役はあくまでもドライバーと考え、
ドライバーにとっての操る楽しさ、同乗する人の爽快感、
そしてハイブリッドカーにふさわしい未来感の融合をめざしました。
その具現化に向けて、コクピットを中心に操る楽しさと未来感を。
さらにインストルメントパネルやドアまわりの造形に工夫を凝らすことで、爽快感を演出。
乗り込んだ瞬間に、わくわく心を躍らせるようなインテリア空間を創出しました。
Photo:G メーカーオプション装着車 ■カットボディによる撮影 ■メーター類は撮影のために点灯 ■画面はハメコミ合成
Photo:G メーカーオプション装着車 ■カットボディによる撮影 ■メーター類は撮影のために点灯 ■画面はハメコミ合成
ドライビングプレジャーを満喫できる、コクピット。
操る楽しさを表現するために、ドライバー中心のコクピットを追求。インストルメントパネルの造形を、通常はドライバーをつつみ込むようにラウンドさせるところを、ボンネットに向けて逆ラウンド。これにより、コクピット部分を強調しドライバーに向かって際立つ造形としました。一方で、助手席の前はボリューム感が抑えられることで、同乗者には爽快感あふれる開放的なデザインとなっています。またドライバーの正面には、確認頻度の高い情報とそれ以外の情報に分け、上下二分割配置のメーターで表示するマルチプレックスメーターを配置。ステアリングの横には左にフルオート・エアコンディショナースイッチ、右にECONスイッチを配置し、その他の操作系機能もステアリングホイールのスポークや周辺に集中。瞬間認知・直感操作を可能にする、ドライビングプレジャーに満ちあふれたコクピットを造り上げました。   ドライビングプレジャーを満喫できる、コクピット。
Photo:G メーカーオプション装着車 ■カットボディによる撮影 ■メーター類は撮影のために点灯 ■画面はハメコミ合成
Photo:G メーカーオプション装着車 ■カットボディによる撮影 ■メーター類は撮影のために点灯 ■画面はハメコミ合成
操る楽しさと環境性能を両立した、新世代マルチプレックスメーター。
前方視界を確保しながら、わずかな視線移動で情報をスムーズに認識できる、マルチプレックスメーター。インサイトでは、上段に数字を浮かせて表示するスピードメーターとコーチング機能を持たせたアンビエントメーターを。下段にはタコメーターとECOガイドをはじめ多彩な情報を表示できるマルチインフォメーション・ディスプレイを中心に、バッテリーのチャージやアシスト状態を表示するメーターと燃料計を、アナログ計として両サイドに配置。低燃費運転を支援するコーチング機能の表示を備えた、新世代マルチプレックスメーターとしています。   MULTIPLEX METER
多彩な表示機能を備えた、マルチインフォメーション・ディスプレイ。
マルチインフォメーション・ディスプレイでは、さまざまな情報をわかりやすく表示。低燃費運転の状況や採点を表示するECOガイドやECOスコアをはじめ、瞬間燃費、平均燃費などの情報を液晶画面に表示します。さらに、ハイブリッドカーならではのエネルギーフロー表示も設定しています。  
ECO ガイド ECO スコア エネルギーフロー 燃費履歴
ECO ガイド ECO スコア エネルギーフロー 燃費履歴
平均車速 平均燃費/瞬間燃費 航続可能距離 ●表示はイメージ
平均車速 平均燃費/瞬間燃費 航続可能距離  
柔らかさとサポート性能を両立した、フロントシート。
フロントシートではまず、理想的な運転姿勢が取れるように座面部の形状を最適化。また伸びのよい表皮を使用することで柔らかさを持たせながら、サイド部の硬度を上げることで上半身のサポート性能を高めています。さらに肩周りの形状に工夫を凝らし、コーナリング時に自然に曲がりたい方向へ身体が向くようにすることで、ドライバーの疲労軽減とクルマとの一体感の向上をはかりました。   フロントシート
■フロントシート
色と素材のハイブリッドで、新しさを演出したインテリアカラー。
ハイブリッドをコンセプトに、インテリアの色と素材をトータルコーディネイト。相反する要素を持つ色や素材を組み合わせることで、未来を感じる、新しいインテリア空間の演出を追求しました。
インテリア&シートカラー
インテリアのベースカラーとして、ウォームグレーを採用。アッパー部にはブルーを取り入れ、ツートーンとしました。
またシートカラーには明るく軽快な印象をあたえるウォームグレーと、先進的な印象をあたえるブルーの2色を用意。ビビッドなボディカラーにはウォームグレー。落ち着いたボディカラーにはブルーを設定し、外観と内装のコントラストで新しさを演出しています。


シボ
革の上質さを表現したパターンに、新しさを感じる幾何学調表現をプラス。2つの質感を融合させるとともに、使用部位によってシボ自体のスケール感を使い分けるなどの工夫を凝らし、先進感を強調しています。

シートパターン&マテリアル
シートパターンではドット柄と波柄で、静と動の組み合わせを表現。また素材は、軽快なメッシュジャージとスウェード調トリコットを採用。それぞれの素材を引き立たせるような異素材を組み合わせることで、新しさを演出しています。
車室内VOCの低減を実施。
内装部品の素材、加工法、接着剤に配慮し、アセトアルデヒド、ホルムアルデヒド、スチレン、トルエンなどのVOCの揮発量を抑制しました。また、排ガス臭や花粉などの除去性能にすぐれたアレルフリー高性能脱臭フィルターを全タイプに標準装備。車室内の臭いや刺激臭を軽減するとともに、VOCを厚生労働省の定めた「室内濃度指針値」以下としています。
※VOC(揮発性有機化合物):Volatile Organic Compounds

前のページへ 目次へ 次のページへ