FACT BOOK
CR-V
CR-V 2006.10.12
Quality / Packaging & Utility
広さや開放感に加え、使う楽しさも追求した、スマートな空間設計。
ゆとりの空間に、さらに広さを感じる工夫を施した空間設計。 室内寸法
ゆとりの室内寸法を確保したうえで、各部の形状などに工夫を施し、よりくつろげる空間をつくり出しました。大径タイヤを採用しながら、従来モデルに対してホイールベースを変えることなく室内長を拡大し、タンデムディスタンスは従来同様のゆとりを確保。そのうえで、フロントウインドウを前方に出し、視覚的な広さ感を獲得するとともに、フロントシートバック形状の工夫により、リア席のひざまわりスペースを広げました。また、ワイドボディを活かした広くフラットなフロアにより、ゆったりくつろげる足元スペースとしています。
Photo:ZLi メーカーオプション装着車
室内寸法
単位:mm ( )内は従来モデル比
※1 フロント。リアは+25mm
※2 テールゲートマウント・スペアタイヤ装着車との比較値。非装着車に対しては+100mm
安心感のあるすっきりとした視界を実現。
従来モデル同様、見晴らしのよい高めのアイポイント設定としたうえで、インストルメントパネルの高さを抑えたほか、フラットブレードワイパーを採用するとともにワイパー停止位置を下げることで、すっきりとした前方視界を実現しました。また、助手席側ドアミラーに、左フロントタイヤ付近の路面を広範囲に映すプリズムアンダーミラーを採用するなど、安心感を高めています。
サイドシルとフロアとの段差を抑え、乗降性を向上。
■サイドシル段差比較図
サイドシル段差比較図
サイドシルをフロント/リアドア部ともに32mm低くし、フロアとの段差を極小化。乗降時のよりスムーズな足の運びを可能としました。また、リアドアは、開度を従来モデルの67°から80°に拡大するとともに、開口上部を後方に35mm広げ、より自然に乗り降りできるようにしています。
比較数値は従来モデル比 数値はHonda測定値
Photo:ZLi メーカーオプション装着車
小物類は撮影のために用意したものです。
リアシートの中央をフォールディング
より多彩になったシートアレンジ。
6:4分割でスライド、リクライニング、ダブルフォールディングができるリアシート。中央席のシートバックを独立して倒せることで、より多彩なシートアレンジを実現。乗車人数や荷物量に応じてきめ細かく対応できます。
リアシートをダブルフォールディング 右側リアシートのみスライド(左右独立スライド) 左側リアシートをダブルフォールディング 左側リアシートをフォールディングして助手席をリクライニング
リアシートの中央を
フォールディング
リアシートを
ダブル
フォールディング
  右側リアシートのみ
スライド
(左右独立スライド)
  左側リアシートを
ダブル
フォールディング
  左側リアシートを
フォールディングして
助手席をリクライニング
 
Photo:ZX メーカーオプション装着車 カットボディによる撮影
張り出しが少なくフラットな、大容量のカーゴルーム。
コンパクトなリアサスペンションの採用などにより、張り出しが少なくフラットな使いやすいカーゴルームとしたうえで、テールゲートの構造の工夫などによって、リアウインドウの傾斜を強めたスポーティなスタイリングとしながらゆとりの空間を確保。5名乗車時で524L〜623L、2名乗車時では955Lの大容量を達成しています。
容量はVDA方式によるHonda測定値
■カーゴルーム寸法
カーゴルーム寸法
■カーゴルーム容量
リアシート状態 容量
スライド最後端 524L
スライド最前端 623L
ダブルフォールディング 955L
※1 リアシートスライド最後端
※2 リアシートスライド最前端 Honda測定値 容量はVDA方式による
カーゴルームをスマートに活用できる、ダブルデッキカーゴシェルフ。(Xを除き標準装備)
カーゴルームを上下二段で使える、樹脂製のシェルフを装備。荷室床面から330mmの高さに設置でき、荷物を上下に整理できるうえ、下段スペースのプライバシーも守れます。シェルフは前方へ二つ折りにできるほか、外して床面に置くこともできます。なお、シェルフを設置した際、下段にはゴルフバッグやB型ベビーカーなどをすっきりと収納でき、上段には合計10kgまでの荷物を積載できます。 数値はHonda測定値
上下二段使い 全面使い
上下二段使い 全面使い
■ダブルデッキカーゴシェルフのヒンジ構造
ダブルデッキカーゴシェルフのヒンジ構造 ダブルデッキカーゴシェルフのヒンジ構造
前方へ二つ折りにできるヒンジ構造を採用。 荷物の出し入れがしやすく、 使い勝手をさらに高めています。
軽い力で開閉できるテールゲート。
スペアタイヤを床下に配置し、縦開き式のテールゲートを採用。ヒンジの形状や配置の工夫などにより大開口化を達成したうえで、操作荷重の軽減を徹底追求しました。自然に手をかけやすい低い位置にテールゲートアウターハンドルを配置して開けるときの操作荷重を軽減。テールゲートまわりの軽量化によって、閉めるときも軽い力で操作できます。また、テールゲートダンパーの荷重反転ポイントを適切に設定することで、より自然な操作感を実現したほか、閉めるときのインナーハンドルを通常の位置に加え、より高い位置の左右にも設けることで操作性を高めています。
テールゲートアウターハンドル テールゲートインナーハンドル
低い位置に設けたテールゲートアウターハンドル 3か所に設けたテールゲートインナーハンドル
リア席が見渡せる、室内確認用ミラー。
ルーフ前部中央に設置されたサングラスボックスに、リア席の様子を確認できるミラーを備えました。曲面ミラーを採用し、フロント席から室内後方を見渡すことができ、リア席乗員の様子を見ながら会話することができます。 室内確認用ミラー
スマートに使える充実の収納装備。
大型で多機能なセンターコンソールをはじめ、容量や形状、配置を徹底検証した収納装備を随所に設けました。各所にリッドやラバーマットを施し、スマートな使い勝手を追求しています。
小物類は撮影のために用意したものです。
センターコンソール(カップホルダー付) 室内確認用ミラー付サングラスボックス リッド付助手席アッパーボックス 照明付グローブボックス センターロアポケット
センターコンソール
(カップホルダー付)
室内確認用ミラー付サングラスボックス リッド付助手席アッパーボックス 照明付グローブボックス センターロアポケット
ドライバーズポケット(アッパー/ロア) フロントドアポケット(ボトルホルダー付) シートバックポケット(運転席/助手席) リアドアポケット(ボトルホルダー付) リアセンターアームレスト(カップホルダー付)
ドライバーズポケット
(アッパー/ロア)
フロントドアポケット
(ボトルホルダー付)
シートバックポケット
(運転席/助手席)
リアドアポケット
(ボトルホルダー付)
リアセンターアームレスト
(カップホルダー付)

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