FACT BOOK
CR-V
CR-V 2006.10.12
Quality / Interior
強さとやさしさを織り交ぜ、心地よさの質を深めた快適空間。
Photo:ZX メーカーオプション装着車 カットボディによる撮影 メ−タ−類は撮影のため点灯
Photo:ZX メーカーオプション装着車 カットボディによる撮影 メ−タ−類は撮影のため点灯
タフなイメージに上質感と使いやすさをスマートに融合した、
クオリティ − タフネス・インテリア。
重厚感のある立体造形のメタル調パーツをインストルメントパネルやドアライニングなどに大胆に採用。インパネアッパーの細かいドットパターンのシボと合わせ、先進感のあるタフなイメージを表現しました。同時に、センターパネルから左右へ伸びやかに広がるインストルメントパネルの面構成が、心地よい空間の広がりを生み出します。また、センターパネルはマットブラックを基調に、オーディオ(メーカーオプション)の光沢のあるブラックパネルや、メッキパーツをアクセントにあしらうことで、落ち着いた上質感を演出。室内を上品に照らすブルーイルミネーションのほか、各種スイッチに照明を施すなど、細部にまで上質感と使いやすさを追求しています。 インテリア イメージ
操作性を追求したコクピットまわり。
ステアリングホイールからスムーズに持ちかえられるインパネシフトを採用。シフトノブをコンパクト化し、握りやすさを追求するとともに、シフトストロークを短くすることで、軽快な操作感を実現しました。センターパネルに配置されたエアコンやオーディオの操作スイッチ類は、配置を徹底検証したうえで、大径のダイヤルを採用するなど使いやすさを追求しています。
Photo:ZXi メーカーオプション装着車 メーター類は撮影のため点灯
Photo:ZXi メーカーオプション装着車 メーター類は撮影のため点灯
さまざまな質感表現を
使い分けたメタル調パーツ。
インテリアの各所に採用したメタル調パーツは、場所によって異なる表面仕上げを施しました。インストルメントパネルの両サイドとセンターパネルまわりは梨地仕上げとし、強固さを表現。ドアグリップやステアリングホイールのスポーク部は、ポリッシュをかけたような手触りのよい仕上げとし、助手席アッパーボックスのリッドやドアライニングのパネルにはヘアライン加工を施しました。それぞれに異なる金属感を表現し、室内の質感をいっそう高めています。
上質かつ視認性に優れた自発光メーター。
大径の2眼メーターを採用。自発光式のハイコントラスト表示や大きな文字などにより、優れた視認性を発揮します。スピードメーターとタコメーターには、周囲を縁取るサテン調メッキリングを配置したうえで、白色LED照明とブルー基調の透過照明を組み合わせ、クールな上質感を演出しました。また、メーター中央部に水温や燃料残量のほか、さまざまな情報をデジタル表示する大型の液晶ディスプレイを設置。IHCC、CMBS装備車には、それらの作動状況も表示するマルチインフォメーション・ディスプレイが備わります。
■液晶ディスプレイ表示
液晶ディスプレイ表示
■マルチインフォメーション
 ディスプレイ
 表示イメージ
マルチインフォメーションディスプレイ表示イメージ
Photo:ZLi 表示は撮影のため点灯
Photo:ZLi 表示は撮影のため点灯
ホールド性に優れ、疲れにくいフロントシート。 フロントシート 作動イメージ
すっきりとしたデザインとしながらシートクッション、シートバックともにサイズを拡大し、サイドサポート部の張り出しを大きくするなど、座り心地とホールド性を高めました。シートクッションは長さを7mm、フレーム幅を10mm拡大したうえで、低反発ウレタンクッションの採用や、前後方向のスプリングピッチの最適化によって振動吸収性を大きく向上。しかもシートクッションを後ろ下がりに設定するなどシート奥に自然に引き込まれる形状としました。シートバックは、27mm高く、4mm幅広くしたうえで、柔軟性のある樹脂プレートで支持。体格の違いや姿勢の変化に追従し、常に安定したフィット感が得られます。この構造によりシートバックを薄くできたことで、リア席のひざまわりスペース拡大を実現しています。 比較数値は従来モデル比 Honda測定値
セダン感覚の乗車姿勢が得られ、
しかも調節範囲が広いドライビングポジション設定。
テレスコピック&チルトステアリング 作動イメージ
シートクッションを後ろ下がりにするとともにステアリングホイールを起こし、セダン感覚のドライビングポジション設定としました。そのうえで、テレスコピック&チルトステアリングや、操作が容易なラチェット式シートハイトアジャスターを採用。適切なシートスライド設定と合わせ、さまざまな体格の乗員に最適なドライビングポジションを提供します。
ゆったりと座れ、使い勝手にも優れたリアシート。 リアシート
3名がゆとりをもって座れるシートサイズとしたうえで、低反発ウレタンクッションを採用するなど座り心地を向上。大型のセンターアームレストも備え、ゆったりと乗車できます。また、中央席のシートバックを独立して倒せる、4:2:4分割可倒機構を採用するなど、優れた使い勝手も実現しています。
室内をより上質に演出するレザーインテリア。 (Xを除きメーカーオプション)
やわらかな触感と優れた耐久性を持つレザーをシートやドアライニングに施したレザーインテリアを設定。フロントシートには冬季などに重宝するシートヒーターも備えています。なお、インテリアカラーはインディゴブラックのほかに、レザーインテリア専用のアイボリーを選択できます。 一部合成皮革を使用しています
フロント両席8ウェイパワーシートと運転席電動ランバーサポートを設定。
(ZXi、ZX、ZLiに標準装備。ZLにメーカーオプション)
シートの高さ(前・後部)、前後スライド、リクライニングのすべてを電動で調節できる8ウェイパワーシートをフロント両席に、フィット感のよさが定評のシュクラ社製ワイドレンジタイプの電動ランバーサポートを運転席に設定しました。
夜間の室内を上品に照らす ブルーイルミネーション。
スモールランプと連動して点灯し、センターコンソール部を照らす、ブルー基調のLED照明を装備。メーターやオーディオパネルに施したブルー基調の透過照明と合わせ、夜間の室内をより上品に演出します。
室内VOCの低減。
Hondaは、シックハウス症候群の一要因とされるホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、トルエンなどのVOC(揮発性有機化合物)削減について独自に取り組んでいます。CR-Vでは、インストルメントパネル用塗料や、シートなどの表皮材、ドアライニング用およびガラス用の接着剤などを見直すことで、VOC揮発量を大幅に削減。さらに排ガス臭や花粉の除去性能に優れた高性能脱臭フィルターを全タイプに標準装備し、室内の臭いや刺激臭を軽減するとともに、メーカーオプションのレザーインテリアを含めた全タイプで、VOCを厚生労働省の定めた『室内濃度指針値』以下とし、室内の空気質を改善しています。
※VOC(揮発性有機化合物): Volatile Organic Compounds

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