エンジンまわりの静粛性 |
2次バランサーを採用するなど、エンジンノイズを発生源で抑制したうえで、エンジンマウントには、エンジン揺動を前後方向で受けるトルクロッド慣性主軸マウントを採用。エンジン側とボディ側の両方にゴムブッシュを持ち、2重防振効果が得られるトルクロッドをエンジンの上下に配置。音になりやすい上下方向の振動を大幅に低減したほか、揺動によるエンジン重心移動を抑制することでリニアなハンドリングにも貢献しています。 |
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キャビンまわりの静粛性 |
フロアまわりの板合わせ部を平らにし、隙間をなくしたうえで、フロントピラー、センターピラー、リアホイールハウス前方の下部に発泡ウレタンの遮音材を配置することで音の侵入を抑制。またドアでは、ドアトリムシールを2重化したうえで、軽量化のために開けてある穴から侵入する音を、軽量で吸音性能に優れたホールシートで遮音するなど、きめ細かい遮音処理を施しています。そのうえで、室内を囲むように軽量で高性能な吸音材を適切に配置し、静粛性向上と軽量化を高次元で達成しています。さらに、タイヤのトレッドパターンを見直し、ロードノイズ低減に大きく貢献しています。 |
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風切り音の低減 |
ボンネット後端部やフロントピラー、ドアミラーの形状を適切に設計するとともに、フラットブレードワイパー(フロント)を採用。風をスムーズに後方へ流すことで風切り音を大幅に低減しています。 |