CR-V - 1995.10

CR-V
CR-V
 
主要テーマ


ホンダの乗用車技術と新発想のパッケージング。
人に、時代に、アクティブな性能を身につけました。



テーマ《1》
求めたのは、セダン同等の快適性。
基本とされる走行性については、市街地での軽快な走り、高速道路での高水準の安定性、不整地での頼れる走り、を目標としました。
乗り心地、静粛性など走りのクォリティについても、セダン同等以上を目標としました。
これら目標を、《CR-V》は、低・中速で豊かなトルクを発生する新開発2.0L DOHCエンジンと4ATの組み合わせ、4輪ダブルウイッシュボーン・サス、高剛性ボディの開発などにより達成しています。
同時に、安全性・省資源・環境保全への配慮も施し、社会との快適な調和をめざしました。
  セダンの快適性
セダンの快適性
 
テーマ《2》
カタチにしたのは、ワゴンのユーティリティ空間。
大人5人がゆったりと座れ、荷物や道具がたっぷりと積めること。
シートアレンジを始め、自由度の高い使い勝手のよい楽しい空間であること。
これら目標を、《CR-V》は、"のびのび、ゆったり、リビング感覚のインテリア"と"便利さにあふれたカーゴスペース"の創造をテーマに、具現化しました。
具体的には、フラットフロア、コラムタイプの4ATによるセンターウォークスルーの確保、段差のないフルフラットもできる多彩なシートアレンジ、テイクアウトテーブルの装備やアイデアに富んだ数々の工夫を導入したリア空間設計など、新発想のパッケージングにより達成しました。
  ワゴンのユーティリティ空間
ワゴンのユーティリティ空間
 
テーマ《3》
よりアクティブにをめざした、クロカンの機動性。
突然の雪や悪路、不整地…。セダンでは躊躇する路面でも安心して一歩踏み出せる、よりアクティブな走破能力を求めました。
同時に、性能のあり方については、"必要にして充分"を基準とし、誰もが気軽に気兼ねなく楽しめるクルマをめざしました。
これら目標を、軽量デュアルポンプ4WDの熟成、不整地走行も考慮した新4ATの開発、充分な地上高&3アングルの確保、マッド&スノータイヤなどにより、達成しています。
※対地障害角度、詳しくはクロカンの機動性をご参照ください。
  クロカンの機動性
クロカンの機動性
 
テーマ《4》
創りたかったのは、機能と安心の新スタイリング。
ショッピング街やレストラン、アミューズメントパーク。スキーやサーフィン、キャンプ場。日々の生活シーンから、スポーツ&アウトドア・シーンまで、新鮮に映えるスタイリングをめざしました。
同時に、そうした様々なシーンにおいて、運転しやすく、タフで軽快であることをめざしました。
これら目標を《CR-V》は、都市から自然まで幅広い行動半径をもつ"トレッキングシューズ"をデザイン・イメージとし、機能を洗練のカタチに昇華するとともに、安心感あふれるスタイリングを追求。
他車を威圧しない、自由さと夢を感じさせる、独自の新スタイリングを創造しました。
  機能と安心の新スタイリング
機能と安心の新スタイリング



←前のページへ---目次へ---次のページへ→