CIVIC - 1992.07

CIVIC
シビック20年の歩み
 
シビックの変遷

1981●昭和56年

  シビックシリーズの内外装を充実。
同時に運転性能を向上させて発売

〈シビック1300/1500〉シリーズ計4機種11タイプの内外装を充実、同時に運転性能を向上させて発売しました。
この新型シビックは、角型ヘッドライト、大型樹脂バンパーなどの採用で一段と安定感あふれるデザインとなっています。
室内は、新設計のフルトレー型インストルメントパネル、ステアリングホイール、よりシンプルになった集中ターゲットメーターなどを採用、より快適で使い易いものになっています。
さらに、ハッチバックには目的に応じて3通りに使い分けのできるリアスプリットシート(分割式)を採用(SE、GLを除く)、〈シビックカントリーSタイプ〉には車速応動型パワーステアリング、スモークドガラスサンルーフを新たに標準装備するなど、機能の充実をも図りました。
エンジンは、燃焼室形状の変更、フリクション(摩擦抵抗)の低減を図るなど細部にわたる改良を行い、さらにボディは一部に高張力動板を採用するなど軽量化を図り、すぐれた燃料経済性(10モード燃費18.0km/L、1300シリーズ4速車、運輸省審査値)を発揮しながら、中低速域での使い勝手を向上させました。

〈価格/発売タイプ〉

昭和56年10月16日発売 (単位:千円)
機種 ドア タイプ ミッション 東京 名古屋 大阪 福岡 仙台 札幌
1300 ハッチバック 3 SE 4速 788 790 794 809 815 833
GL 875 877 881 896 896 914
5 GF 914 916 920 935 935 953
1500 ハッチバック 3 CX-S 5速 1,058 1,060 1,064 1,079 1,079 1,097
5 CF 962 964 968 983 983 1,001
EX 1,089 1,091 1,095 1,110 1,110 1,128
セダン 4 CL 4速 955 957 961 976 976 994
CF 5速 982 984 988 1,003 1,003 1,021
EX 1,155 1,157 1,161 1,176 1,176 1,194
1500 ワゴン 5 カントリー 1,001 1,003 1,007 1,022 1,022 1,040
カントリーS 1,081 1,083 1,087 1,102 1,102 1,120
※印は、受注生産
OD付ホンダマチック車は5速車に対して35,000円高、4速車に対して55,000円高。

〈主な特長〉
 
CVCC-IIエンジンを搭載
  1500シリーズ=EM型
 
総排気量 : 1,488cc
最高出力 : 80PS/5,500rpm
85PS/5,500rpm(CX-Sタイプ)
最大トルク : 12.3kgm/3,500rpm
1300シリーズ=EJ型
 
総排気量 : 1,335cc
最高出力 : 72PS/5,500rpm
最大トルク : 11.0kgm/3,000rpm
角型ヘッドライト、大型樹脂バンパーを新採用。
新設計のフルトレー型インストルメントパネル、新デザインのステアリングホイール、シンプルになった集中ターゲットメーター。
ハッチバックには便利なリアスプリットシート(分割式)を採用(SE、GLを除く)。
スポーティタイプのCX-Sは、低フリクションダンパー採用の新設計ハードサスペンション仕様。
リアフェンダーにチッピングガードを採用。
ヘッドライトやスモールライトの消し忘れ防止ブザーを全タイプに採用。
カントリーSに車速応動部パワーステアリングとスモークドガラスサンルーフを標準装備。
電子チューナー式AMラジオを全タイプに採用。

シビック1300・5ドア GF
シビック1300・5ドア GF

シビック1500・4ドア セダンCF
シビック1500・4ドア セダンCF




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