HONDA CAPA - 1998.04

CAPA
CAPA FACTBOOK
 

Joyfulあふれる走り


Joyfulあふれる走り(シャシー/ボディ) 運転しやすく、安定感があって、静か。
そのための設計を細部まで徹底しました。

キャパはコンパクトなボディを生かした運転しやすさ、
扱いやすさに磨きをかけるとともに、すぐれた走行安定性を実現。
静かで、快適で、安心のドライブをお届けするために、
トータルにクォリティ高く仕上げていきました。

■快適な走りを支える、すぐれた安定性を実現
フロント・サスペンションはマクファーソン式、リア・サスペンションは トーショナルビーム式を採用。安定性とすぐれた乗り心地の両立のため新設計しました。

フロント・サスペンション
フロント・サスペンション

リヤ・サスペンション
リヤ・サスペンション
イラストのアルミホイールは
メーカーオプション(スタイルキット)


[安定性向上のためのポイント]
フロントとリアに、それぞれスタビライザーを装着。特にフロントは、サスペンションの動きをよりなめらかにするボールジョイント・スタビライザーリンクを採用し、高い走行安定性を実現しています。
高剛性のフロント・ロアアームとリア・トレーリングアームにより、挙動変化をしっかり受けとめます。


[乗り心地向上のためのポイント]
ガス封入式フロントダンパーを採用。さらに、新HPV(ホンダ・プログレッシブ・バルブ)によりフロント、リアともにダンパーの減衰力を最適化するなど、高速走行時の安定性と、低速時の乗り心地を両立しています。
容量アップしたフロント・ロアアームブッシュの採用により、操縦安定性と乗り心地を両立するとともに、ロードノイズを低減しています。


[扱いやすく安定感のあるパワーステアリング&ブレーキ]
パワーステアリングはロータリーバルブ式ギアボックスを採用し、車庫入れの際などの据え切りから高速時まで、扱いやすさと安定した走りを両立。ブレーキは、フロントをベンチレーテッドディスクブレーキ、リアを大径タイプのドラムブレーキとし、安心感のあるブレーキ性能を身につけています。


■クラストップレベルの静かさの追求
ストレスのないドライブに必要な静粛性の実現のために、まず騒音や振動の発生を抑えること、そして、それらのボディへの入力を遮断することの2つの観点から、エンジン、シャシー、そしてボディで、一貫した防音・遮音対策を施しています。


[発生源からの騒音・振動の低減]
クランクプーリーダンパーを採用し、エンジン騒音を全域で低減しています。
大型吸気消音器を採用。吸気時に発生する騒音を抑えています。
大型プリ・チャンバー、サイレンサーを採用。排気音を低減しています。

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[キャビンへの騒音・振動の入力の遮断]
静粛効果の高い慣性主軸タイプの3点エンジンマウントシステムにより、アイドル振動などのボディへの入力を低減。特に、サイドマウントは、高性能液封タイプとし、加速時のエンジン振動の低減と乗り心地の向上を果たしています。
ダッシュボードロアパネルをニ重化して、その間にメルシートをはさむサンドイッチ構造など、エンジンルームからの騒音・振動の入力を抑える防音効果の高いボディ構造としています。
フロア回りを中心にインシュレーターを配し、騒音を吸収させています。
走行中の風切り音を低減するため、フロントドア回りのニ重シール構造やセンターピラーの見切りシール構造など、充分な対応をしています。


ボディ遮音材配置図
ボディ遮音材配置図
(メルシートおよびダッシュボード・インシュレーター部分)




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