バラードスポーツCR-Xは、1.3、1.5iともにクラス初の4連アルミダイキャスト製シリンダーブロックを採用しました。4連ボア構造によって、エンジン全幅を大幅に短縮化することに成功しています。
　

構造がシンプルで信頼性の高いクランク直結型オイルポンプを採用、さらに高回転域で効率の高い新開発のトロコイド歯型(世界初)によりクランク直結式の長所と、小型化が可能なトロコイド式の長所を組み合せることに成功。エンジンの小型軽量化に大きく貢献しています。
　

ディストリビューターの駆動は、ギアを介さず直接カムシャフトで行う、ダイレクト方式です。ディストリビューターは、カムシャフト軸に同芯で横向きに取り付けられています。反対側には、カムシャフト駆動用のドリブン・プーリが半月キーで位置決めされて締め付けられています。

●	アルミダイキャストヘッドカバー(1.5i) 高出力に対処するため、ヘッドカバーにアルミダイキャストを採用しました。耐熱性にすぐれた、信頼性の高いヘッドカバーです。

●	ディープスカート・シリンダーブロック クランク軸から25mmスカート部を下げたことで、パワープラントの曲げ剛性が向上し、振動音に対して有利になりました。