バラードスポーツCR-Xは、高感度なレスポンスと最良の燃費を獲得するために、あのホンダF-1にも採用されているホンダオリジナルの、PGM-FIを導入しています。このホンダPGM-FIは、大きく分けて3つの機能に分かれています。 (1)さまざまな走行状態を感知する「眼」の機能。 センサーがエンジンの回転数と吸気マニホールド内の空気圧力の2つを検出し、燃料噴射量を算出する「スピードデンシティ方式」を採用。シリンダーのより近くで運転状態の変化を検出するため、ほとんどタイムラグがありません。8つのセンサーを装備。 (2)燃料をエンジンに送る「手」の機能。 センサーによって検出された最適空燃比にもとづき、燃料噴射システムが、燃料を正確にエンジンに送り出します。この燃料噴射システムは、「4気筒順次噴射方式」。各シリンダーの点火順序に合わせて、ジャストタイミングで噴射します。 (3)制御を行う「頭脳」としての機能。 制御部には高精度「8ビット・デジタルコンピュータ」を採用。プログラムマップが何枚も組み込まれており、燃料噴射量をきめ細かくコントロールします。 当然、万一の場合にも自走できる、フェールセーフシステムも組み込んでいます。 ● 2ポート式スロットルボディ スロットルボディは、プライマリーポートとセカンダリーポートからなる2ポート方式です。 アイドル時や低回転時は、小さいプライマリーバルブのみが開き、アクセルを踏み込むと即セカンダリーバルブが開きます。これによりパワーレスポンスが向上しました。
バラードスポーツCR-Xは、高感度なレスポンスと最良の燃費を獲得するために、あのホンダF-1にも採用されているホンダオリジナルの、PGM-FIを導入しています。このホンダPGM-FIは、大きく分けて3つの機能に分かれています。 (1)さまざまな走行状態を感知する「眼」の機能。 センサーがエンジンの回転数と吸気マニホールド内の空気圧力の2つを検出し、燃料噴射量を算出する「スピードデンシティ方式」を採用。シリンダーのより近くで運転状態の変化を検出するため、ほとんどタイムラグがありません。8つのセンサーを装備。 (2)燃料をエンジンに送る「手」の機能。 センサーによって検出された最適空燃比にもとづき、燃料噴射システムが、燃料を正確にエンジンに送り出します。この燃料噴射システムは、「4気筒順次噴射方式」。各シリンダーの点火順序に合わせて、ジャストタイミングで噴射します。 (3)制御を行う「頭脳」としての機能。 制御部には高精度「8ビット・デジタルコンピュータ」を採用。プログラムマップが何枚も組み込まれており、燃料噴射量をきめ細かくコントロールします。 当然、万一の場合にも自走できる、フェールセーフシステムも組み込んでいます。
吸気系のバルブ面積の広がりに伴い、1.5iのエンジンには、吸入効率のよい等長インテークマニホールドを採用しました。吸入抵抗の少ない4本の独立した等長ポートです。 吸気慣性効果を最大限に生かすために、350mmのロングポートに設定しています。これは、高回転時の吸入効率を高めつつ、低回転時のトルク向上を図ったもの。しかも軽量化と剛性を高めるために、#1と#2、#3と#4のポートを密着させています。
等長インテークマニホールド
F-1,F-2のレーシングテクノロジーで磨きぬかれた、4-2-1-2のデュアルエキゾーストを採用(1.5i)。通常の4本集合ではなく、クランク同位相のシリンダーのエキゾーストを集合させました。つまり、#1と#4、#2と#3を集合し、さらに1本にまとめています。そしてテールパイプをデュアルタイプにしました。 排気行程が同位相のものを同調させることによって、排気・掃気作用が充分に行われ、低速から高速まで出力が向上します。また、排圧をそこなうことがありませんので、心地よいエキゾーストサウンドも得ています。
エキゾーストシステム