MENU

HONDA

検索
ACCORD/ACCORD Euro-R/ACCORD WAGN FACT BOOK
ACCORD/ACCORD WAGN 2002.10.10


クルマ全体としてのトータルクォリティを目指し、高い外観品質や心地よいドアの開閉フィールを獲得するなどクルマに乗り込む前から実感できるボディの質の高さを追求。
さらに、静剛性、動剛性ともに優れた高剛性ボディを実現し、運動性能を高めるなど、「見る、触れる、聴く、操る」といった状況において質の高さが体感できるボディを実現しています。
また、「積める」ためのワイド&フラットなラゲッジスペースと、「走る」ための高いボディ剛性という二律背反する要件を高いレベルで両立するために、ボディのリアまわりを専用設計しています。


ワゴンのためのワゴン専用ボディがつくれる。こんなチャンスはない!
通常、ワゴンのボディはセダンの下まわりを流用してワゴン化する、という手法が多くとられますが、アコードワゴンの目指す「積める」と「走る」という目標を達成するためには、リアまわりの専用設計が必要でした。ボディチームにとっては、これはチャンスだと思い、やりたいことを全部やってやろう、そんな気持ちで挑みました。まず、アコードである以上、セダンと同等の走りを満たすために、車体剛性を徹底的に高める必要があります。と同時に、スクエアですっきりしたラゲッジルームにしたいと考えました。しかし、スクエアで大きな空間は、車体剛性を確保するうえで難しい面があります。
そこでシャシーチームとも協力し、リアサスペンションや燃料タンクの形状や位置などを検討しながらリアフレームまわりの剛性を確保したうえで、各骨格部材の四隅をしっかり補強し、結合点を強化するなど、「積める」ためのすっきりしたラゲッジルームと「走る」ための高い動剛性をハイレベルで両立しました。
さらに、テールゲート開口部も大きくすっきりさせたいという考えから、オープンステーレステールゲートと、使い勝手をさらに高めるパワーテールゲートを開発しました。これも車体の高剛性化との両立がとても困難でしたが、工夫に工夫を重ねた結果、狙い通りの性能が得られました。今回はとてもチャレンジのしがいのある開発ができたと思います。


「積める」と「走る」を両立した、
ワゴン専用軽量・高剛性ボディ。
「積める」ための低床・フラットなラゲッジスペースと「走る」ための高い剛性を両立するために、リアフロア、リアドア、リアクォーター、リアサスペンションなどリアまわりをワゴン専用に設計。特に動剛性にこだわり、高荷重部位の大断面化やスムーズな形状を徹底することにより骨格そのものを強化しました。さらに、サスペンション取り付け構造を新設計して結合効率を向上。テールゲート開口部を閉断面構造とし、補強部材を最適配置するなど徹底的に剛性向上を追求。従来モデルに対して、動剛性においてリア上下剛性で50%、リア左右剛性で65%向上。ステアリングの応答性を高めるとともに多くの荷物を積載しても優れた操縦安定性を確保しています。


開閉しやすく、閉まる時のしっかり感にも
こだわったドア。
重厚感を持たせながら女性や子供でも楽に操作できるように、まずドアのヒンジセンターを閉まりやすい方向に傾け、ドアチェッカーにはボールとスプリングを用いた構造とし、引き込みやすくしました。さらにフロントドアは開度を3段階設けることで、狭い駐車場でも無理なく乗り降りできるようにしています。また、閉まる時のしっかりした感触や音にもこだわり、ドアロックに補強材を採用し、ドアシールは接触面積を増やし硬い断面形状としました。これらにより、走行中の風切り音などを防ぐとともに、しっかりしたドアの閉まり感や閉まり音を実現しています。


フラッシュサーフェス化を徹底した外観品質。
ボディ各部のフラッシュサーフェス化を徹底し、一体感のあるなめらかな面構成を実現。特にサイドウインドウのモールとドアサッシュにおいては、これまで4部品で構成されていたものをプレスにより一体成型し、ソリッド感のあるデザインや空力性能の向上にも貢献しています。さらに、ドアを開けたときに見える部分までも面のなめらかさを追求。また、剛性が要求される根元部分は厚く、それ以外は薄くするなど板厚を最適化することで軽量化をも達成しています。



前ページ前ページ前ページ目次次ページ次ページ次ページ