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Hondaは重要なテーマのひとつとして、高速安定性や燃費の向上、風切り音の低減など、さまざまなメリットをもたらす空力性能の向上に取り組んできました。 アコードではその研究成果のひとつである、CFD(Computational Fluid Dynamics=計算流体力学)による空力シミュレーション、いわゆる「デジタル風洞」を全面的に活用しています。 これは、従来よりもスピーディに空力の計算処理が行え、さらに空力性能の視覚的な判断を可能にしました。 その結果、デザインとの融合がより的確に図れるなど、判断、改修、確認を迅速かつ緊密に行うことで、スタイリッシュなデザインを実現しながらCD値(空気抗力係数):0.26※という優れた空力性能を獲得しています。 ※Honda測定値 |
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開発チーム全員で達成した空力性能。 | ||
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空力向上の難しさは、調整領域があまりにも多岐にわたることだといえます。 エクステリアデザインはもちろん、ウインドウの昇降性や室内の居住性、さらには衝突安全性能など、さまざまな分野と影響し合います。 ところがアコードでは、チームが一丸となって空力性能の向上を目指してくれました。 エクステリアデザインチームは徹底して空力要件に耳を傾けてくれましたし、ボディチームは何度も風洞に足を運んで力を貸してくれました。 あまり空力にこだわり過ぎるとスタイリッシュにならないのではと心配したこともありましたが、デザイナーが「空力がデザインのキモですから」と言って守りきってくれました。 世界トップレベルの空力性能は、まさに全員で達成した結果だと思っています。 |
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曲面構成によって風の流れを コントロールする、三次元キャビン。 |
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なめらかな曲面のフロントピラーや各部の徹底したフラッシュサーフェス化と、昇降性を確保しながら上下・前後に曲率を持つ三次曲面ガラスを採用したサイドウインドウ。これらによって上下方向の張りに加えて前後方向にも張りを持たせた三次元キャビンを実現しました。風の渦の発生を抑え、空力性能を向上し、ウインドウまわりの風切り音低減にも大きく貢献しています。
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風切り音を低減した空力ドアミラー。 |
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ミラーハウジングの形状を最適化。風をスムーズに後ろに流し、低速域から高速域までサイドウインドウまわりの静粛性を向上しています。 | ![]() |
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ボディ下面にまで施した空力処理。 |
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フロントからリアに至るまで、フロアまわりに空力デバイスを採用。要所を見極めることで、軽量で高い整流効果を実現する高効率な配置としました。
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